苦しんだ上での五輪出場。
日本人はドラマが好きだ、と思う。サッカーだけでもドーハ、ジョホールバル、マイアミなどいろいろな名称で呼ばれる勝負がある。今回のアテネ五輪最終予選6戦もそのうちの1つに入るだろう。
厳しい中東でのUAEラウンドは初戦で引き分けたものの、大決戦のUAE戦で白星をもぎ取る。五輪確実だと思われた日本ラウンド初戦でまさかの敗北。UAE戦は勝つことこそが唯一確実な五輪出場の方法だった。そんな大一番であるUAE戦でU-23戦士が吠えた。危なげなく得点を奪って3-0での快勝劇。怪我をした闘莉王(浦和)の代わりを、怪我から復帰した阿部(市原)が有り余るほどの活躍で埋めた。日替わりヒーローが登場するのがU-23最大の強みだろう。ともあれ。1つのドラマを作ってアテネへ飛び立つ。
オーバーエイジで誰を起用するかが今度の焦点だろう。やはり弱い部分は「FWとボランチ、キーパー」であることは疑いない。高原、小野、曽ヶ端らが上がっている。中田英の召集は厳しいだろうが、召集されたら楽しみでもある。
下の世代の活躍こそが、A代表の刺激になる。アテネでの五輪代表の活躍に期待したい。