b F1佐藤琢磨の白い煙に思う (K's Weblog "Quick")

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F1佐藤琢磨の白い煙に思う

正直F1というスポーツは“食わず嫌い”だった。セナやアレジのいた頃も名前は知っていたが、というレベルだった。しかし、HONDA、TOYOTAらがF1界に復帰し、佐藤琢磨がモータースポーツ界に頭角を現すようになると、急に興味が沸いてきた。そして、今年はいつになく「佐藤琢磨」の文字がニュースになっていることもあり、一度F1を見てみたいと思うようになった。以前、仕事の関連でMotoGP(バイク)を見る機会があり、モータースポーツの良さにも惹かれていた。

F1らモータースポーツのほかのスポーツとの最大の違いは「メーカー」等マシン性能も勝負に大きく左右するところだろう。2輪ならヤマハ、スズキなど、4厘はおなじみフェラーリ、ルノーなど。要は各メーカーが自分の会社が一番早いということを証明するために、一番ベストなドライバーを用意するわけで、ドライバーの能力・マシンの性能・相性という全て合わさった上での勝利が存在する。そういう中、佐藤琢磨という日本人が評価を得て、レギュラーシートを獲得したことは非常にすごいことという他ない。

そして30日、前日のニュースで「佐藤琢磨が予選2位でフロントローを獲得した」というのを耳にしていたこともあり、意識的に結果を見ずにテレビの画面に見入ることにした。佐藤琢磨はスタートで4位に落ちたが充分表彰台を狙える位置に。ピットインのタイミング等で各チームの戦略が重要になる。壮絶な2位争いの中、46週目の第1コーナーで強引とも言える形で2位のバリチェロ抜きにかかった・・・その時の接触でフロントが破損、ピットインを余儀なくされ5位に落ちると、48週目にマシンが悲鳴を上げた。マシン後部から白い煙が上がり、無念の途中リタイアとなった。(写真 by ロイター通信」

しかし、日本人初の2位を狙いに行った佐藤琢磨の姿勢は次に活きる、と思う。そして、今回の途中リタイア時の炎を僕は忘れることが出来ないだろう。それだけ衝撃的だった。佐藤琢磨の無念がマシンを通して伝わってきた。フェラーリが圧倒的強さを見せる今年のF1シーンだが、多くの日本人・F1ファンが佐藤琢磨の躍進を願っているに違いない。

90年の鈴木亜久里以来となる表彰台へ、そして優勝へ。そんな日が来ることを夢見ながら「F1」というスポーツを今後も見ていきたいと思う。

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