先週末に急遽明らかになった、パ・リーグの「近鉄」と「オリックス」の合併問題。各界から驚きの声が上がると共に、現在のプロ野球のあり方をめぐって大きな議論となっている。
まずこの問題の根本にあるのは「球団経営は赤字である」という事実が重要。巨人などを除けば球団経営は原則赤字、セ・リーグの球団でさえそうなのだから、今問題となっているパ・リーグの2球団の経営がそれ以上に逼迫しているのは素人目に見ても分かる。ではどうしてこのような問題が起こっているのか。その理由は大きく2つあって
◆巨人中心の球界と超一流選手の海外流出
◆FA導入による年棒高騰、自由獲得枠(かつては逆指名権)によるドラフト
だと思う。
特に今なお巨人中心に回っている球界では、視聴率&TV放映料収入の高い巨人戦が重要視される。ここで巨人が強ければまぁ問題ないが、今は巨人が勝ちきれない→視聴率低下→視聴者離れ、というデフレスパイラルにはまっている。さらに巨人に反発する超一流選手はメジャーを目指し、今年は大活躍を見せている。ますます日本球界から客足が遠のくいてしまう。客を呼べる選手といえば、もう清原と新庄ぐらいしかいないのか、とも思う。
さらに、年棒の高騰が球団経営を圧迫、中村紀にしろあの年棒を支えきれるわけがない。ダイエーも客を呼べるのはいいが、あの年棒で運営しきれていないのは目に見えて明らかだろう。FA権で看板選手に逃げられてはかなわないから年棒が上がる。選手側もセ・リーグを基準とせず、その球団に見合った年棒を主張しなければいけない。さらに自由獲得枠のドラフト競争は過度の持参金を生む。実績のない選手に高契約金を持参できるほど余裕はないはずだ。
それにしても今回の件につき、選手の叫びが聞こえてこないのが気がかりだ。運営側だけの問題ではない。選手として何が出来るか考えることこそ、近鉄・オリックスの選手には必要な話ではないか。そう思う。
コメント (1)
うううう。オリックスバッファローズなんて嫌ですよ、地元民としては。。
いつかはくると思っていましたが・・・。
投稿者: すぎの | 2004年06月20日 02:06
日時: 2004年06月20日 02:06