自分がいる業界はマスコミ業界ではないが、それに近い場所にいる。
ここで今思うのは「人間関係の重要さ」である。学生時代以前はもちろん、僕が目にする大衆紙とか新聞などのニュースというのは、公的なものだと思っていた。もちろん、公的なものではあることは間違いないんだけど、たまたま取材者がその人と仲がよかったとかそういうのに左右されることがわかってきた。
「だまされてはいけない」というつもりはないけど、そういう視点で見るのも面白みがある。
俗に言われる「スクープ」というのもそういう人間関係から生まれることも多い。「仲がいいお前だけに明かすよ」というようなニュアンスでニュースが飛び込んできたりする。インターネットではいろいろなソースが見られるから、どこの社がスクープしたっていうのも知ることができる。たとえば「この記事は日刊スポーツがスクープだ」とか「この記事は日経がスクープだ」とか。
記憶が確かなら「アヌシュのドーピング疑惑」は読売新聞だし、「UFJと東京三菱銀行の合併」は日経新聞だったはず。こういうところ、まさしく記者の技量が問われる。どこまで取材者に接近して情報を仕入れられる立場にあるのかなど、結局このあたり、インターネットが普及したといっても、情報を発信元な人たちはアナログな人間関係が大事になるんだろう。
ただ、あまりにこういう部分が強調されると、公的だったと思ったサイトに個人の主観が飛び込んでくることになる。そうなると、それは世論誘導だと取られかねない。マスコミと謳っているからには、バランスを保つことも重要だと思う。
せっかくインターネットで世界が広がったから、そういう「人間関係」に注目を当ててサイトを見るのも面白いかも。特定のサイトに特定の人に関するニュースが多い、とか。
最近僕はそういうのがサイトを見る楽しみでもあったりする。