紅白、K-1、PRIDEの視聴率が発表された。
案の上と言うか、紅白は例のNHKの不祥事の影響もあったし、目玉がいなかったということもあり視聴率は低下の一途。紅白は40%を割り込み(39.3%)、K-1が20.1%、PRIDEが18.3%(2部)と続いた。この数値が意味するものは、もう大晦日の格闘イベントが紅白と比するものになったと断言できる。
「あれ」と思った格闘ファンは多かったに違いない。「どうしてK-1がPRIDEより上なんだ」と。おそらく格闘を少しでも興味をもって見た人なら間違いなくPRIDEがK-1より上だったというに違いない。
PRIDEのヒョードルvsノゲイラの戦いは間違いなく近年最高レベルの試合だった。シウバvsハントの試合はハントがヘビー級の意地を見せてPRIDE18戦無敗の?絶対王者”シウバに土をつけた好試合だった。吉田とガードナーの戦いは、吉田が経験で上回ると思っていたが、ガードナーの巧者ぶりが目立った。五味は軽量級エースの座を確実にした。瀧本は判定ではあるが、負けん気の強さを見せ次に繋げた。今年行われるPRIDEミドル級GPに夢を膨らませるすばらしい大会だった。相撲vs柔道、柔道vsレスリングなど異種格闘技ならではの抗争もある。安生は予想通り負けたし(笑)。競技としてのPRIDEの質は毎年上がっていることが実感できるだろう。
一方のK-1だが、持てるソフトは競技のレベルの高さではなく話題性であった。曙、サップ、魔裟斗など日本屈指の知名度を誇る選手ばかり。曙は大方の予想通り巨体を活かせずホイスに負け、サップはスタミナが切れて小さくなると言う醜態を見せた。競技としてのK-1の姿はこれでいいのだろうか。ただ、光明は魔裟斗と山本KIDの試合に見えた。中量級ということでメインからはずされたこの2者のカードだが、本当にレベルが高かった。中量級では最高の試合だったのではないか。ダウンを奪われた後の魔裟斗の鬼の形相、KIDの野生のパンチ力、どれも素晴らしい。素晴らしい、だからこそ続くサップ・曙の試合が情けなく見えた。ワールドGPが12月上旬に行われる関係からか大晦日に主力の出陣が難しいと言う事情もあるかもしれないが、全体としての質は決して高くはなかったと思う。
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写真は昨年観に行ったのDynamite!今から思えばカードは大して良くなかったか。
しかし、世間はK-1>PRIDEと結論を出した。元旦のスポーツ新聞を見ても大きな活字で踊ったのはK-1だった。PRIDEは確かに玄人向けかもしれない。一般人に受け入れられやすいのはヒョードルではなく曙・サップであった。残念なことだがこれが現実ともいえる。個人の希望としてはいつの日かPRIDEがK-1を上回る日が来てほしい。もちろん、K-1もハイレベルな試合はある。今回の「魔裟斗vs山本KID」級の試合が組まれるなら大歓迎したい。
なお、紅白はマツケンサンバ以外見どころがなかった。。若者の心は紅白には向いていない。粘り強い改革が必要だと思う。
しかし、大晦日=格闘というのが定着しつつある年末。個人的にはプロレスがもっとメジャーになってほしいと思うんだけど・・・。