IT界を揺るがすことになる大ニュースが今日発表された。ラジオ界の老舗「ニッポン放送」の株式の35%をライブドアが取得したと言う。(URL)。ライブドアは今回の株式取得でフジ・サンケイグループへの影響力を強めてYahoo!に追撃するつもりだ。
実はフジ・サンケイグループの中で、ニッポン放送とフジテレビの関係はいびつだといわれていた。一番大きいのはフジテレビ(時価総額はニッポン放送の3倍)なのにも関わらず、株式の関係ではニッポン放送がフジテレビの筆頭株主という逆の関係になっていた。その関係を是正するために、2月21日にTPOにてフジテレビがニッポン放送の株式を取得し、バランスを正常に保つということが発表されていたが、今回のライブドアの取得により実現も難しくなった。逆にニッポン放送の実権をライブドアが握ることでフジテレビへの影響力を行使することが可能になった。
「安い」ニッポン放送株の取得でフジテレビへの影響を強める。まさしく「M&Aのライブドア」としてしてやったり、の発表だろう。
インターネットがどこへ行くのか、というのにはさまざまな議論がある。が、僕がただひとつ思うのは「インターネットはあくまで補助的な媒体である」ということ。やはりテレビ・ラジオの影響力にはかなわない。今回のライブドアの株式取得はラジオ(ニッポン放送)、テレビ(フジテレビ)の実権を握ることで、EC・広告などあらゆる分野でインターネットを含めたサービスを模索していくつもりだろう。球団買収意思表明で大きな知名度を手にするなど、ライブドアのマーケティング舞台には相当有能な人がいるのかなぁ、って思ったり。
Yahoo!、楽天などインターネット総合業者が今後もラジオ・雑誌・テレビなどに影響力を行使するように株主取得することは充分ありえる。そして、IT業界の動きは本当に早い。僕ももう少しスピードについていけるよう努力したい。ライブドアの次の一手は何か、そしてほかのサイトの追随はあるのか。
ネット業界が面白くなってきたぞ。ヤフーや楽天はどう出るのか。楽しみに見守りたい。