6日にフジテレビのニッポン放送株に関するTOB(公開買付)期間が終了し、7日午前ににフジがその結果を公表した。注目されていた獲得比率は36.47%と目標としていた25%(ニッポン放送からフジへの影響力を無効化できる)どころか、33%(重要事項に関する拒否権発動)をも超えることとなった。今後の争点は、現在法廷闘争中の新株の独占取得権の無効主張が認められるか否か、になる。
あくまで推測として述べるが、ライブドア堀江社長の誤算は日本の株式市場が資本主義にのっとっていなかった、というところではないか。つまり、「高いところに売る」当たり前のことが実際されなかった。市場価格より遥かに安い価格(5950円)のままのTOBに多くの企業が応じた(これって株主代表訴訟起こされたらどうなるのかなぁ)。結果として上述にような比率の数字になってしまった。
「想定の範囲内」とライブドア側は言うが、今後の取り得る手は「法廷闘争に勝利」「50.1%以上の株式取得」「ニッポン放送によるフジ株式25%以上への買戻し」以外にないのではないかと思う。特に法廷闘争については長期化が予想されるために体力のないほうが力尽きる可能性は高い。どちらが体力がない、といえば自明だ。
しかし、今回の件ほど株式、M&Aに注目が集まったことはないのではないか。やはりそう言う意味でもライブドアの功績は大きい(競馬をメジャーにした園部博之のようなもの)。若者の半数以上は堀江社長を支持しているという。どちらが正しいというのは泣く世代間闘争の代弁とも言えると思う。堀江社長のように反発を受ける人ほど後世に語り継がれていくんだろう。僕個人としては堀江社長には頑張って欲しい(って言える身分でもないけど)。
今回のフジTOBの結果発表で次の争点は裁判になる。果たして裁判所はどのような判断を下すか。新株発行は認められない、というのが妥当な判断だと思うのだが、結果はいかに。。。