月曜日のニュースになるが、ライブドアとフジテレビが合意したというニュースが流れていた。双方ともあれだけ表で対立しつつも本音は和解に持ち込みたかった、というのが真相か。詳細はこちらのニュースから。
要点をまとめると
・ライブドアの持つニッポン放送株は全株フジが買い取る
→これによりフジはニッポン放送の完全子会社化に成功
・ライブドアにフジテレビが資本参加
←ライブドアの第三者割当増資をフジテレビが引き受ける
・ライブドアは800億使用し、1400円に利益を得た
結局両者痛みわけで終わったような結果だ。ライブドアはフジテレビを支配することは出来なかったし、一方フジテレビも敵対的M&Aの結果、予想以上の資金出費を強いられた。
今回の件で確実に利益を得たのはリーマンブラザーズとSBIではないか。前者はライブドアに800億貸し付けたことで、150億以上の利ざやを稼いだといわれる。一方SBIはホワイトナイトにはなれなかったが、設立した投資ファンドの知名度・信頼度向上には多大な貢献をしただろう。
ライブドアについては知名度は上がったが、今回のような手法を用いたことで経済界には良くなく思っている人も多いため決してプラスだけだったとは言い切れない。次は某プロダクションを買収するという噂もあるが、今回得た潤沢な資金を元に次のターゲットを定めているところだろう。
そして合意が成立したということで、堀江社長の言うテレビとインターネットのシナジーというのも生まれるのだろうか。
今ある4つ大きな媒体(テレビ・雑誌/本・ラジオ・インターネット)のうち2つでも完全に融合できたらどれだけ便利になるのか、と思うが・・・。もちろん完全な融合は難しいだろうが努力していく必要がある。メディアとメディアの融合を目指した取り組みには常に注目していきたいと思う。