20日全日本プロレスの春の祭典「チャンピオンズ・カーニバル(以下CC)」の決勝戦が行われた。全日本プロレスのCCは春の最大のイベント。今年は6人が2ブロックに分かれてリーグ戦を行ってその上位2人が今日の決勝戦に勝ちあがり襷がけで準決勝、決勝を行うという構図になる。
準決勝の組み合わせは「小島vsジャマール」、「川田vs健介」、会場は2月と同じく代々木第二体育館で行われた。観衆も平日にもかかわらず満員近く入っていて活気があった。
普通のプロレスの大会だとメインに一番大きい試合があってその前の試合が前座的な意味合いが強かったが、今日はCC準決勝→CC決勝と1日2試合行うため第2試合から白熱の試合が展開された。
「4冠王者」小島がまさかのジャマールに苦杯、健介が川田を4年半ぶりに下して決勝へ進出する。そして決勝は健介vsジャマールの対戦になった。
最近のプロレスというと外国人レスラーがあまり盛況でない団体が多い(ノア然り)。そういう中、全日はRODという外国人中心の軍団が結成されていて本隊とうまく絡んで味を出しているのが最大の特徴なのかもしれない。ジャマールも体が大きく、それを活かしたうまいプロレスをする。
しかし、結果は北斗ボム二連発でジャマールを沈めた健介が昨年準優勝の悔しさを晴らす初優勝を達成した。世界ジュニアに挑戦した中嶋、妻の北斗、息子二人の健介ファミリー全員がそろっての記念撮影は非常に微笑ましかった。
プロレスも何度見に来てもいい、と思う。何よりもファンの声援が非常に暖かいのがいい。リング上では厳しい戦いを見せつつもファンが声援を送る。会場の一体感がここにはある。
全日としては5月14日に小島がドームでIWGP防衛戦を行うことが決定しているのでそれが1つヤマとなる。今のところ相手は天山と決定しているが最後に覆るような気がするのは僕だけか。また同じく全日の至宝3冠ベルトも次期防衛戦がCC優勝の健介となることが濃厚となった。孤高のノアは7.18ドーム大会に照準を合わせる。
まだまだプロレスをめぐる活況は続く。1つでも多くの大会を見ていきたい。名勝負と呼ばれる勝負の瞬間になるべく立ち会いたい、そう思う。