にわかに紙面をにぎわして(?)きた中国の反日デモ。多くの日本人があの光景を見て驚いたに違いない。同じことは韓国にも言える。公衆の面前で日本の国旗に火をつけ騒いだりする。「反日」という点では両者は同一視できるだろう。GWの大型連休でも両国への観光のキャンセルが相次いでいるという。
ここで1つ確認しておきたいのは、「中国・韓国(&北朝鮮)は世界で唯一(3国あるが)の反日国家である」という事実である。
両国は政治において国内問題が非常に影響を及ぼす。中国は多民族国家であるが故の不安定性が、韓国は地域対立(全羅道vs慶尚道)が大きく残る。そのため、仮装敵国として日本を持ち出すことで国論をまとめようとしている。今の日本ではこのように仮想敵国を作ることで国論をまとめるというのが現実として分かりにくい(かつては「鬼畜米英」などもちろんあったが)ので想像しにくいのではないか。
もちろん日本にも問題がなかったというわけではない。日本では戦後保障の代替としてODAのような形で各国に援助が行われた。そのため、両国の国民にその事実を知らされていない。日本は既に6兆もの金を中国に援助している。そういった事実を知った上で両国民は「反日」を叫んでいるのだろうか。
中国との会談において町村外相が「ほんの少しでも謝罪の言葉があれば多くの日本人は救われただろう」という言葉には非常に同調できる。このままでは中国には北京オリンピック、上海万博などの国際イベントを開く資格がない、と国際社会が断罪することも出来るだろう。お互いを尊重した上で成り立つものがある。筋違いの主張をしていても有効など生まれない。
竹島問題であれ、尖閣諸島の問題であれ引いては相手の思う壺である。今の小泉内閣は国内行政には疑問が残るものの、国際社会には毅然とした対応を取っているに部分は好感が持てる。
このまま反日教育が続けて両国に何の得があるというのか。非難からは何も生まれない。日本としては真の国際友好のために言うべきところは言う、その上で友好を図ることこそ重要だと考える。
2008年北京オリンピックまであと3年。今のままで行くとは思えない。果たして両国との関係はどうなっていくのか、注視してたいと思う。