ちょっと驚いたニュースが飛び込んできた。シドニー五輪の女子マラソン金メダリスト高橋尚子が師である小出監督から独立するという。詳細はこちらから。
最初は驚いたが理由を聞くと納得する。要するに小出監督が指導する佐倉アスリート倶楽部があまりにも大きくなりすぎて、個別な細かい指導を受けることができなくなったからだ、という。
確かに佐倉アスリート倶楽部は小出監督の「有森裕子」「高橋尚子」の実績もあり、入部希望者が殺到して現在では20名近くを抱える大所帯になってしまった。当然人数が多ければ指導も分散する。高橋尚子が自分用のきめ細かな指導を求めていたとしても不思議ではない。
しかし、独立したからといってきめ細かな指導が受けられる状態になるわけではない。あくまで独立するだけで逆に練習内容は自分で作っていかないといけなくなる。これまで自分が受けた指導を元にベストな練習をしていく必要があるだろう。
私はまだ高橋尚子に期待したい。北京でも金メダルを取れる力はあると思っている。最近レースには出ていないが、灼熱のバンコクアジア大会での金、シドニーの金、ベルリンマラソン1位の実績は色あせるものではない。きっと万全の調整があれば復活してくれると信じたい。
今回の独立宣言はかなりの驚きをもって迎えられる。決断が正しかったかどうかは2008年に出る。高橋尚子の前途に幸あれ。