大相撲の二子山親方が亡くなったらしい。月曜夕方から火曜日にかけてこの話題で一般紙、スポーツ紙は埋め尽くされていた。
大相撲では年寄株の名前で○○親方という名前になるため二子山親方、というと分かりにくいかもしれない。元大関貴ノ花、かの若貴ブームに湧いた横綱若乃花、貴乃花の父親と言ったほうが僕らの世代には馴染みがある。
僕自身は現二子山親方の相撲は実際に見ているわけではない。ただ、分かっているのは小柄な体(現役時代わずか106キロ)で立ち向かっていく存在で、その強さはまさに猛稽古によって習得したもの。特ダネの小倉さんも言っていたが「皆から好かれるという稀有な存在」というのは間違いではないだろう。引退後は藤島部屋を創業し、史上初の兄弟横綱「若貴」だけではなく、安芸乃島、貴ノ浪、貴闘力などを育てた名将といってもいいだろう。
しかし、一方で現役時代の優勝回数はわずか2回、大関在位は50場所で歴代最多というが逆を言えば横綱になれなかったという裏付けでもあろう。超一流ではなかったが、その姿が逆に判官贔屓な日本人の心をつかんだと言えばいいのだろうか。
面白い逸話がある。二子山親方が現役引退を決意させたのは、かの日の出の登る勢いの千代の富士関だったという。そして、その千代の富士関が引退を決意させたのがその息子貴乃花関だったという。血は巡るという逸話かもしれない。
享年わずか55歳。ふと見ると僕の父親より若い年齢でもある。あまりに若すぎる死は何を意味するのだろうか。
現大相撲では朝青龍の強さが際立ちすぎている。同時に主役を張れないだけではなく、脇役にもなれない力士があまりにも多すぎる。猛稽古で強くなった二子山親方、彼の意思を継いで、また人気ある相撲を取り戻してほしい。
兄弟間の確執が伝えられるか死者の前で醜い争いはしてほしくない。国民全てに注目を集めた悲報だけに、安らかに眠れる形で葬儀等行ってほしいと思う。1つの名大関が亡くなった。ご冥福をお祈りいたします。
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二子山親方の元奥さん
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投稿者: 主観だけで世の中を見る | 2005年06月02日 01:06
日時: 2005年06月02日 01:06