b 前代未聞!さびしげなF1アメリカGP (K's Weblog "Quick")

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前代未聞!さびしげなF1アメリカGP

昨日の日記にも書いたとおり、F1について書く。

サッカーが終わって眠い目をこすりながらテレビのチャンネルを変えるとF1が放送されていた。通常の欧州などのF1は日本時間21時にスタートが基本だが、アメリカ大陸のラウンドでは時差の関係で日本では午前3時ごろのスタートとなる。丁度サッカーが終わったタイミングにアメリカGPの生放送があった、幸運だった。

が、同時に見てはいけないものも見てしまったかもしれない。ミシュランのタイヤを採用する7チーム14台(全20台)がスタートを切らず、1週目の前にピットに帰って車を下げてしまった。レースは残った6台のみでスタートが切られた。今でも思い出したくないスタートシーンである。

実は前日トヨタが初PPを獲得したぐらいしか知識がなかったのであわてて状況を探ると、どうやらミシュランのタイヤに危険性が認められ、ドライバーの安全が保障できないとしてFIA(F1の運営組織)に交換を申し出たが、レギュレーションに反するとして認められなかったために取られた行動だという。つまり、今期のレギュレーションでは予選・決勝を1セットのタイヤで走り切らなければならないため、予選で使ったタイヤを交換することは許されない、ということだ。

今期のレギュレーションに関するリンクはこちら

結果、レースではミシュラン勢はドライバーの安全を確保するため走ることを辞めた。そのために6台のみのレースという異常な状態が出来上がってしまった。このレースを見たファンはどう思うだろうか。ミシュランが正しいのかFIAが正しいのか。

私個人の意見ではミシュラン側を指示したい。レースの醍醐味はやはり多くの車が参加して行われるべきである。レギュレーション違反ではあるが、ドライバーの安全・ファンの気持ちを考えると特例は認められてもいいはずだ。ミシュランとしては安全の確保できないタイヤで走るわけには行かないことぐらいFIAには分かっていたはずだ。先日のBARホンダの件といい、FIAの強硬姿勢にはファン無視のにおいがプンプンする。

しかも、たちが悪いのがこのF1がアメリカで行われていたことだ。巨大なマーケット市場であるアメリカではF1の人気はそれほどではない。インディ500は別格としてWRCなどのレースも盛んだ。現地開催のF1こそがアメリカ国民に面白みをアピールする絶好の機会のはずだった・・・が、この結末。ペットボトルを投げ込んだ(危険)ファンもいるというのが気持ちは分かわないでもない。自分がその場に居合わせたらどのような感情を抱いただろうか。

おそらく今回の件を発端に更なる問題が広がっていくと思われる。FIAとチームの関係もどんどんこじれていくに違いない。トヨタの快進撃、佐藤琢磨&BARホンダの復調などこの話題が続けば日本でのモータスポーツ人気も増えるに違いないのに、肝心の組織がこれでは人気もあがるべくもない。

いちファンとして今回の騒動は悲しく思った。結論がどうなるか分からないが、少なくともファンを満足させるだけのF1レースを繰り広げて欲しいと思う。

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2005年06月21日 12:06に投稿されたエントリーのページです。

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