小泉内閣の「本丸」である郵政民営化が衆議院でわずか5票の差で可決された、という。小泉純一郎=郵政民営化といっても過言ではないほどの代名詞である。自民党が小泉首相を選んだ時点でこの結果は当然のものといってもいいだろう。
が、問題はその自民党の中でも反対票を投じた人間が多かったために、あやうく否決されそうになったというところだ。5票差というわずかな差は、3人が逆票を投じたら結果が翻った、ということを意味する。続いて参議院に送られた法案が否決される可能性は十分ある。
実はこの郵政民営化に賛成する、というのには自民党の「党議拘束」がかけられている。党議拘束とはすなわち党の決定に所属するもの全員が賛成するというものだ。もちろん違反したら除名・勧告などされることは言うまでもない。それが党で行動する上での基本とも言える。自民党がかつて強大な力を誇ったのは派閥という意見の違う集団を抱えながらも、党議拘束で一枚岩になって意見を通した、というところがある。
しかし、派閥の力が弱まった今、それも意味が薄くなったのかもしれない。党議拘束がかかっているのにもかかわらず反対票を投じた議員があまりに多かったのが驚愕ともいえる。しかし、処分は受けたくない、離党はしたくない、でも反対、という立場はあまりに常識とかけ離れてるのではないか。小泉首相を選出したのは自民党であり、自民党議員である以上はその党議拘束に従うのは当たり前だと思う。
ただ、賛成派や反対派から国民に対しての説明がされてないことも問題である。民営化すると何が変わるのか、という部分が見えない。どうしてそこまで必死に反対するのか、それ煮対する情報が欲しい。野党も民営化に反対する理由を述べなければいけない。どうして反対しているのかが理解できない。反対なら誰でも出来ることだから。
個人的には民主化するのも面白いと思う。かつて国鉄がJRに、電電公社がNTTに民主化されてうまく言った例があるので、民営化で効率化が進むならそれは問題ないだろう。かつて自民党比例選出(近畿ブロック)の高祖憲治氏が選挙違反で辞職にいたった例があるので、郵政族に関するイメージは僕にはすこぶる悪い。公務員という安定した甘い地位に安住するのはおかしいはずだ。競争の中に身を投げ入れるのをどうして怖がるのか。クロネコヤマトなどは民の立場から宅配などのサービスを行う。利益を出しながら現状を維持するのは難しいことだとは思わない。
ともあれ、次は参議院。「否決されれば衆議院解散もあり」という法案だけに行方が気になる。果たして参議院の国会議員はどういう対応をとるのか。。
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「郵政民営化法案 賛成」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜ...
投稿者: ブログで情報収集!Blog-Headline | 2005年07月07日 17:07
日時: 2005年07月07日 17:07