僕はプロレスが好きだ。
総合格闘技界に押されているプロレス界と言っても、ライトなファンが多い総合格闘技と違い、プロレスは根強いファンが多いと言われる。僕自身はプロレス暦も浅く、昔についてはほとんど知らない(話で聞いたり資料で読む程度の知識はある)。しかし、最近のプロレス界が面白くなってきたと感じることは多々ある。
ノアドーム大会の好況、全日代々木第二大会のファンの声は賞賛ばかりだった。ノアドーム大会の翌日の日刊スポーツはプロレスが1面に来ていた。プロレスが1面に来るということはそれだけプロレスの価値も戻ってきたということではないのか。橋本真也の急死は驚きだったが、そのニュースが一度離れてしまったファンをさらに呼び戻しつつあることは事実だと思う。
そんな中、両国国技館で「Wrestle-1」というイベントが行われた。かつてのWrestle-1とは少し違うが、団体の垣根を越えてプロレスNo,1を決定するトーナメント戦である。グレートムタ・秋山、柴田、健介、長州力などのプロレスラーから、サップ・曙などの総合出身の選手も参戦し、かつてないメンバーで大会が行われた。この日6試合行われ、勝者が準々決勝に進むことになる。
1時間遅れで会場に到着すると、全日期待の新人「諏訪間」が試合をやっていて見事プレデターから勝利。ジャンボ鶴田のテーマ曲がかかるなど会場は非常にオールドな雰囲気だった。
感想としては昔からのファンが多かったのだと思う。見ている視線、歓声などが非常に暖かい。本当にプロレスが好きで来ているんだなーと思ったのが印象的だった。
一番盛り上がったのはセミファイルなるの秋山vs柴田、だろうか。僕は柴田というレスラーを見たのは初めてだが、まっすぐなプロレスをする人間で好意が持てた。秋山はさすがという引き出しの多さを見せつけ快勝したが、柴田ももっとプロレスに柔軟になればもっと伸びるいい素材だ。
最後はムタ対曙。会場には失笑が漏れるなどの異様な展開。曙は本当にダイエットするなどして真剣に挑まないと、K-1・プロレスなど含めどこからも通用できない存在で終わってしまうと思う。相手がムタだからうまいことやってくれたが、プロレスをやる以上魅せる戦いもしなきゃ駄目だと厳しく思う。
大会全体の満足度としてはかなり高かった。一緒に行った後輩Fも楽しんでくれてよかった。メンバーが豪華だったというのもあるが、満足度が低いプロレス団体も多いので、そういう意味では行ってよかったいい大会だった。
プロレスもいい試合に行けば絶対感動すると思うので、毛嫌いせず一度行ってみることを勧めます。よろしくー。