どうも勘違いしている人がいる。
9日、フルスタ宮城で行われた「巨人 vs 横浜」において、2回表佐々木が清原に対して当番、見事フォークボールで三振に切ってとり、「故郷での引退試合」を飾った。ソースはこちら。
大魔神佐々木といえば、誰もが知っている存在。横浜の守護神として数々の記録を残したのち、大リーグマリナーズで4シーズン過ごし、昨シーズンから日本球界に復帰した。しかし、日本に戻ってきてからはかつての球威はなく、私生活のゴタゴタもあり結果を残せず、今シーズン限りでの引退を発表していた。
しかし、功労者であるからとしって、シーズン中の真剣勝負の中の登板はいかがなものだろうか。シーズン中といっても優勝が決まった消化試合ではなく、横浜はAクラス入りをかけて戦っている最中なのだ。事実今回の登板のために、横浜は中継ぎの秦を先発で起用、清原の対決の後に本来の先発である門倉に繋ぐという異例の展開になり、0?1で敗戦し5連敗を喫した。
結果論で負けたから言うわけではないが、シーズン中は戦争である。一球一球の展開で引退かそうでないかも決まる選手がいる。そのため、かつてどんな選手といえど、引退登板・引退打席などは消化試合の中で行われてきた。そこは譲れるポイントではなかったはずだった。
しかし、横浜はその禁を破った。真剣勝負の中の「清原 vs 佐々木」が実現。ついでにいうと私には真剣勝負にすら感じられなかった。あの程度のフォークで三振をするぐらいなら清原も引退したほうがいい、というぐらい情けない勝負だった。報道では賛美する声もあるが、それは違う。貴重なシーズンに大きな汚点を残したと思う。
このあと、横浜スタジアムでも本来の引退登板が予定されているというが・・・。もちろん僕は快くは思わない。牛島監督、横浜球団には、敢えて功労者であってもノーといえる姿勢がほしかった。それで非難する人はスポーツを分かっていない人だ、僕はそう思う。