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あの「9.11」から4年も

ちょっと前に買った本で地道に読み進めていた本が読み終わった。「9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言」という本だ。タイトルから見て分かるとおり、2001年9月11日に起こったニューヨークのワールドトレードセンターでのテロ事件に関する本だ。当然、創作ではなく実話、である。「今さら9.11ですか?」という人が多いと思うが、今なおあの事件は振り返る価値がある。

051026_911.jpg

今でも覚えているがあの日は偶然リアルタイムで事件を見ていた。ビルに飛行機が突っ込んでのを見ていて、その後にもう1機が別の棟に突っ込んだ。先ほどの再生ビデオかと思ったら違った。2棟に飛行機が突っ込んだ。そのあと、何機もの飛行機がハイジャックされたと言う情報が入ってきた(実際は数機だったのだが)。当時、兄がニューヨークにいたために、我が家では何とか連絡を取ろうと大騒ぎになり、結果無事が分かりホッとした記憶がある。

しかし、このテロについて多くの日本人は「飛行機が突っ込んで2棟が倒れて多くの人が亡くなった」ぐらいの知識しかないのだろうか。ボクも本を読むまでそうだった。しかし、この第1棟が最初にぶつかってから倒れるまでの102分、2棟の中ではさまざまな出来事が起こっていた。幸運にも特に苦難もなく非難できた人、一度非難したが戻って被害にあった人、飛行機のぶつかった階の上にいて脱出できなかった人、民間人でありながらビルの中で避難活動に当たった人、助けに向かって犠牲者となった救助隊の方・・・・。この本は、352人の生き残った人からの証言と、電話等の交信記録から構成されている。

僕らは結果を知っているからビルが倒れたことは分かっているが、当時の人はそんなことが分かるわけはない。特にこのビルは現代建築の最高傑作とまで言われていたビルで「飛行機が当たっても崩れるわけがない」と思っていた人がほとんどであった。本の結末はもちろんビルが崩れたところで終わるわけだが、その瞬間まで生きようとしていた人間の姿が如実に表現されていて胸に響いた。ある意味エグいかもしれないが、そこにいた人はまさしく最後まで生きようとしていたわけで、今生きている僕らはこの事実を知る必要があると思う。

102分の真実を通して僕らが学んだ教訓は大きいと思う。僕らはこの真実を直視すべきだ。目を背けてはならない。この本はそれを教えてくれる貴重な本だと思う。

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コメント (1)

はじめまして!
9・11で検索してきました。
あの事件、今まではただ「おっかないなぁ?」と思っていたのですが、この本を読んで知らなかったことがたくさんあって、いろいろと考えさせられました。

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