ラグビー大学選手権決勝「早稲田vs関東学院」を見てきた。
主に大学時代から早稲田ラグビーを見ているけど、今年の早稲田が一番強いと思っていた。清宮体制になってから5年目、監督の指導のおかげで初年度から急に早稲田は強くなり、3年の任期を2年延長した。もはや延長はない、つまり最終年である。清宮監督がかつて「8番」で沸かせた同じ番号を背負う佐々木によって率いられた佐々木組はまさしくその魂を体現してくれた。
○早稲田 41-5 関東学院●
大学選手権史上最大点差での連覇達成。佐々木は4年間で3度の日本一を達成し、ここ5年交互に早稲田と関東学院が入れ違いに王者になっていたのに終止符を打った。
どこが強いと言うとまずFWの安定感が随一。関東相手でもまずスクラムで押し負けることがなかった。さらに攻撃時に基点を作る時の接点の強さが秀逸でターンオーバーされることがまずない。少しでも相手のフォローが遅ければ相手のボールを奪うことも多々ある。
今日の試合はそうだが、FWの圧力強くて密集で関東は人を割きすぎていた。SH矢富が隙あらば前に行くタイプなのも影響しただろう。BKにボールが回った段階で相手の守備陣形は崩れていることが多かった。
さらにBK陣も才能が揃う。2年間怪我をして復活した曽我部は天才の名に恥じない司令塔ぶり。正面から取ったDGと、1人交わしてさらに2人に押し込まれながら取ったトライには本当にビックリした。WTB首藤も怪我からの復活組、這い上がってきた男がラインを切り裂き2トライあげた。CTB今村の突破は言わずもがな、FB五郎丸は難しい場所からのゴールは全て決めたし、1トライ1アシストと比の打ち所のない活躍ぶりだった。
取られたトライにしても事故で取られたようなトライなのでミスではないだろう。まさしく完勝だった。
さらに怖いのが矢富・曽我部・今村・首藤・五郎丸らは来年も残る、ということ(笑)。来年も王道は突っ走れるだろう。
でも、その前にもっと楽しみなのは続く日本選手権である。トップリーグ上位までいかに迫れるかが佐々木組の集大成となる。1回戦はきっと勝ってくれるので課題は2回戦のトップリーグ上位チームとの対戦となるだろう。去年はトヨタに28-9で惜敗したが、今年はどうか。清宮イズムの集大成を是非とも見せ付けて欲しい。
2月12日は秩父宮へ。