
前に902iシリーズが発表になってからわずか3ヶ月である。あまりにも短い間隔でに新作発表。個人的な話をさせてもらうと、ボクの期待のSO902iは発売日すら発表になっていない状態。auが新機種を発表したので焦っているのかどうかわからないけど、非常に危険な状態だと思う。
先週の日経ビジネスにも書いてあったが、日本における携帯端末メーカーは11社あるという。そして、その11社はほとんどが海外での利潤を上げていない。ドコモが海外戦略を見誤ったというのは有名な話だが、海外で通用しないということは端末メーカーも国内で利潤を上げる道を見つけないといけないはずである。海外ではノキア・モトローラや韓国メーカーが上位に立つ状況で、日本メーカーはほぼ撤退してもいいという状況である。
現状には様々な問題点がある。
1、日本における人口シェアは73%
→これ以上の普及は急速に見込めない
2、11社あるという過酷な競争
→日本のパイには明らかに多すぎる会社数
3、ナンバーポータビリティ、新規参入業者による競争激化
→さらに国内で過酷な競争が待つ
4、料金定額制・無線LAN・スカイプなどにより一台あたりの収入の激減
→収入が下がっていくことが明白
3G携帯の登場で、開発コストが従来の20?30億円だったのが100億円程度に膨らんでいるのにも関わらず1台あたりの販売台数がかつての100万台から半分の50万台に落ち込んでいるということだ。
結局のところ、僕の目には開発が激化して消耗戦を繰り広げているようにしか見えない。部品メーカー同士が組んで共同開発することでコストを下げると言う努力は続いているようだが、限界が来るのは目に見えている。今回のような短間隔で新機種が出ることが歓迎なユーザーも多いかもしれないが、それで開発メーカーが破綻してしまっては元も子もない。そしてその元も子もない状態になるのは近い未来かもしれない・・・。
余談だが、アメリカでは下記のようなのが流行っているらしい。スカイプは言うまでのないので割愛。
・ブラックベリー
外でも使える法人用セキュリティ強固なツール
・MobiTV
名前のとおりテレビ携帯
海外ではいろんな発想をする人がいるもんだ。日本もドコモなどのキャリアの一喜一憂にだまされずに、独自の道を進むメーカーがもっといてもいいかもしれない。ウィルコムの爆発は言うまでもなく、W-ZERO3のようにユーザーニーズに応える機種を作れば売れるのはわかっている。オサイフケータイがそんなに重要なようにボクは感じない。もっとユーザーニーズを掘り起こす機種が出てきたら。それこそが激戦ケータイ業界を勝ち抜く存在になるのだと思う。GYAO対応携帯とか出てきたら面白いなあ。
いつも書いてるけど、ボクはSO902iまで待ち。そんな感じかな。それにしても、現状は非常に危険だと思う。破綻して困るのはもちろんユーザーである。果たしてどうなるやら・・・。