準日本チームがやってくれた。待ちに待ったF1シーズンの開幕のバーレーンGPで、今期よりF1に参戦したスーパーアグリF1の佐藤琢磨が見事完走を果たした。
順位的には完走した中ではビリ。人によっては「ダメじゃん」って思う人もいるかもしれないが、現状のF1参戦へのハードル、そしてこの参戦への経緯を見れば、まさしく完走したことでさえも奇跡、だと言えよう。
思えば、11月1日が実現への第一歩だった。去年まで10チームで行われたF1に、鈴木亜久里氏が代表を務めるチームが参戦するという意思表明を行った。今年の開幕まではわずか4ヶ月しかなかった。さらに、この新チームは、マシン・タイヤ・エンジン・そしてエンジニアと全てが初めてである。F1は世界最高峰の自動車レース、まさしく経験不足なのは否めない。さらに、そのマシンも2002年のアロウズのファクトリーを借り受けた4年落ちものがベースであり、急ピッチで開幕戦に間に合わせたものの、テスト走行でも4週しか走っていないマシン。勝負すらならないというのは言うまでもなく、完走できると考えるほうが無理がある状態だった。
そういう中で迎えた開幕戦、 まずはグリッドに並んでるだけで感動ものだった。そして、見事佐藤琢磨のマシンが走りきったと言うことに意味がある。井出リタイアは残念だが、35週まで走れたことは胸を張っていい。これで、多くのデータを取れたはずだ。
先に書いたように”間に合わせるための”4年落ちのマシンではもちろん苦しい。新マシンを開発しているとも言うから、それが入るまではビリに近い走りが続くのは間違いないだろう。
しかし、あれだけマシンをトラブルさせてきた琢磨のマシンが完走とは特に夢にも思ってなかったなぁ(笑)。頑張れ、スーパーアグリF1、どんなに遅くても応援します。F1界に新しい風を吹き込んでくれることを祈ってます。頑張れ???。