b WBC米国戦、誤審問題の本質 (K's Weblog "Quick")

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WBC米国戦、誤審問題の本質

あってはならないことが起きた。WBC2次リーグ「日本vsアメリカ」の8回、日本が1死満塁から岩村のレフトへのフライに対してタッチアップしたランナー西岡がホームインしたのだが、足がレフトのキャッチより早く離れたとしてアウトになった、という誤審である。結局、本来だった勝ち越し点がフイにされたこともあり、9回裏に日本はサヨナラ負けを喫した。「たら・れば」は良くないが、8回表という重要な場面での大誤審だけに、あのまま勝ち越しが認められていれば日本が勝った可能性は相当高かったはずだ。

この場面については、昨日も大きくテレビ・新聞などで繰り返し画面が放送されたり写真が載っていたりするので西岡の足が決して速くなかったことは明確である。さらにアメリカの監督の抗議で判定がひっくり返ったのは納得いかない。アメリカを勝たせようと言う意図を感じられたのは自然である。何と普段は日本に否定的な韓国のマスコミまでもが日本の擁護に回っている。アメリカのマスコミも誤審だと明確に指摘しているし、言い訳の出来る状態ではないはずである。

しかし、ボクはこの件で引っかかっていることがある。誰も指摘していないところだが、「そもそも足が早く離れたかどうかなんて関係ないんじゃないか」というところである。結局のところ、西岡の足であればレフトが直球でストレートに捕手に返球していても余裕でセーフであっただろう。どう頑張ってもセーフだったものをアウトにするほうがおかしい、という理論である。

ボクがアメリカスポーツの好きな部分に、ゲームを楽しむためにルールが曖昧に解釈されているところがある、というところがある。たとえば、バスケットボールのアリウープなどはパスを空中でキャッチをしてダンクなどをするプレーであるが、厳密にはルール違反である。リングより上に上がったボールは味方は触れてはいけないはずであるが、堅いことは言わない。アリウープがバスケットを楽しむ最高のプレーの1つであると思うと、そこは曖昧に解釈するのがアメリカ流である。NFLでも、試合終了目前に勝っているチームがボールを保持している場合、勝つ見込みがないとして試合がちゃんと終わっていないにも関わらず敵味方がフィールドに集まってくる。「まだ終わってないから入るな」というのはありめりか流ではない。

ベースボールにもそう。インフィールドフライでは、ボールを取っていないのにアウトになるというルールも特別に指定されている。厳密に解釈するのであれば、ダブルプレー時にセカンドベースに足が触れたかどうかも確認しないといけないはずだ。でも、タイミング的にアウトならセーフと言う解釈が今までされてきたはずである。

となると、西岡が足が離れるのが早いかどうかというのは問題ではない。タイミング的にセーフしかありえないのであれば、それはもうセーフと判断するのが妥当ではないか。

まぁでも後の祭りか・・・。がけっぷち日本に幸あれ。

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2006年03月14日 12:03に投稿されたエントリーのページです。

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