悲しいニュースが飛び込んできた。ヤンキースの松井秀喜外野手が米国時間11日に行われたレッドソックス戦の1回表の守備で浅めのフライに飛び込んだところ、芝生にグラブが引っかかり骨折し途中退場となった。結果、日米連続出場が途絶えた。連続出場は巨人1年目からずっと続いていて合計1768試合(日本1250、米518試合)だった。もちろん、記録が途絶えただけなく、全治3ヶ月の重傷、シーズン最後に復帰できるか否かが今年の松井のシーズンのポイントだろう。
テレビで映像を見た人ならわかると思うが、骨折シーンはかなりエグイ。人工芝では怪我をしやすいということで、天然芝が大半を占める大リーグの地を選んだ松井としては、その天然芝にひっかかることで骨折してしまったのだから、皮肉とも言ってもいいかもしれない。おっして、今期はWBCを辞退してまでも臨んだシーズンであることを考えると、骨折で出場できなくなった今の状況も「想定外」だろう。
「鉄人」。プロ野球において分業制、選手に休養日を与えることがあたりに前になっている現在の状況において、松井が連続出場を続けてきたことでさえもまずは褒められるに値するだろう。特にヤンキースと言う優勝を義務付けられているチームにおいて、クリーンアップを連続出場していることはまさしく驚嘆。
かつてラソータが野茂について言及して「彼が1年間で成し遂げたことは、どの外交官にも出来ない偉業だった」と言った。イチローもしかり、そしてこの松井も同様の影響があっただろう。彼が怪我をしたことで、試合にでられなくなりニューヨークへの観光客が減ることもあるのではないか。
怪我してはじめてわかる「彼」の偉大さ。シーズン終盤で復帰し、ワールドシリーズで打席にたつ松井の姿を願いたい。
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