決断。
多くのラグビーファンが胸を撫で下ろしたに違いない。ラグビー協会が、エリサルド日本代表ヘッドコーチを解任する方向で調整に入ったという報道が流れた。
「よくやった」というより「やっとか」という意識のほうが強い。もともと日本代表のコーチに就任直後からその指導力には心配されていた。テストマッチで結果が残せないのは日本が弱いからという言い訳が立つかもしれないが、試合内容にも光明が見えない状態は深刻だった(僕もイタリア戦を見に行ったがひどい試合だった)。さらに、代表監督なのにトップリーグの試合を見ようともしないというのは問題だった。日本代表監督であるのであれば、試合会場に足を運び、選手を見極める必要があるのは当たり前だ。
さらに、試合を見ない上に、先日フランスのクラブとアドバイザー契約(実際はコーチに近いものらしい)を結んでいたのが判明した。はぁ?代表監督が他のチームのコーチを行う?これはおかしいんじゃないか。前々から残っていた契約であるのであれば、そんな人物を据えた協会が悪いことになるかしれないが、今回は新たな契約である。代表監督の兼務が出来るわけがない。このことにより、エリサルドはトップリーグが開幕したのに来日すらしようともしない。11月4日には日本代表の試合があるというのに、どういうことなんだろう。
そして、ラグビー協会はフランスにいるエリサルドに日本代表に専念してほしいという書簡を送ったが「それは出来ない」という返事が返ってきたために解任するという。
当たり前だーーー、日本をなめんじゃねー。
というかむしろ、ラグビー協会に言いたいのは、他のチームと契約を結んだ段階でどうして解任できなかったかを問いたい。先週の「世界8強進出会議」で当然解任決定という報道が出ると思ったが何故かの「選任することを要求する」発言は意味がわからない。こういう部分で即座に解任できないのがラグビー協会の情けなさ。ファンはこのフランスのチームとの契約がなかったとしてもエリサルド解任を望んでいた人は多数いた。このエリサルドの行動はある意味、決定打ともいえた。協会幹部が保身のために判断を遅らせたとしたらその行動は処分級の罪だ。
さて、解任ということは当然次の監督が誰かという話になる。外国人監督であるなら、日本を理解しようとしてくれる監督が必要。世界へ向けての強化のためには外国人監督がいいとは思うが、今はその段階ではない。着実に力をつけて世界への距離を縮めるためなら日本人監督がいい。
ベストなのは東芝の薫田監督だろうか。東芝での実績もあるし、何より交友関係が広い。、清宮監督が監督になってほしい部分はあるが、まだトップリーグ監督としての実績もない状態では厳しい。清宮監督にはあと2年?3年ぐらい監督をやってもらってから代表監督になってほしい。11月の試合は太田GMが仮で指揮をとり、トップリーグ終了後に就任を打診するのはいかがだろう?
日本では代表が強くないとスポーツの人気が出ない。代表の強化がリーグの活性化につながるため、チーム作りは慎重にいきたい。
しかし、解任したとしても腹の虫がおさまらねーなー。勝つチーム作りを、後任に期待。