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本の紹介2冊

2冊ほど本を読んだので軽く紹介を。

まず1冊目は井沢元彦著:「英傑の日本史 信長・秀吉・家康編」





井沢 元彦 / 角川学芸出版

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ボクの大好きな井沢元彦著の新刊。「逆説の日本史」シリーズは今は江戸時代まで入っているんだけど、この「英傑の日本史」シリーズは逆説ではカバーできないような特定分野をピックアップするシリーズで、過去「源平争乱」「幕末・新撰組」の2冊が出ている。

特にいつ本が出るのか確かめることはないんだけど、井沢元彦の本を見ると毎回買ってしまうボク。今回は戦国時代ということで、井沢元彦の真骨頂とも言える分野。

信長・秀吉・家康の共通点は3人とも愛知県出身である、こと。自分が愛知出身だからあえて言わせてもらうと、これは誇るべきことだと思う。でも、逆を言うと3人とも「愛知を捨てた」から今があるわけで、それはそれで悲しむべきことだと思ったりね。

ボクは昔から日本史が大好きなんだけど、逆説シリーズにあって、日本史の味わい方を知った。 「戦国時代、すべての戦国大名が天下統一を目指していたのは誤り」というのは昔受けてきた教育からは習わなかった。信長のことを「宗教弾圧したひどい奴」と未だに信じる人が多いって言うのはかなり悲しいこと。ボクは信長が大好きだから、その天才っぷりには本を読むたびに感動する。

この信長・秀吉・家康編は番外編という作りだけど、十分楽しめる一冊。3人を比べると、この3人が登場したことは日本にとって大きなことだった実感する。戦国時代好きには是非とも読んで欲しい一冊。
で、もう1冊は北尾トロ著の「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」と言う本。 この本は、裁判傍聴を通して筆者が語る実小説である。





北尾 トロ / 文藝春秋

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どうも日本人は裁判というのは自分に関係のない遠いもの、と捉えている節がある。海外が訴訟大国なのに比べ、日本は訴訟が少ない。それにも大きな理由があって、判決の出るのがあまりに遅いという現実がある。司法試験制度を改革して司法試験合格者を増やそうとしている"時代の要請"にも納得できる。

訴えても結果が出るまで数年かかるのでは遅すぎる。これには絶対的に裁判官の数が不足しているのが原因。優秀な裁判官の才能の1つは「いかに絶妙なタイミングで和解を持ち出すかだ」と聞いたことがある。つまり何度も争うと裁判自体に時間がかかってしまうし、判決までもつれると判決文を書くのに時間がかかってしまうので、手っ取り早く和解に持ち込みたいらしい。これじゃ、正当な裁判が行われているかというと、かなり疑問がある。

だからこそ、2009年までに裁判員制度というのが導入されることが決まっている。一般の国民が裁判官として審理に参加する制度だ。





/ ジェネオン エンタテインメント(2000/10/25)

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裁判員制度については、三谷幸喜の傑作「12人の優しい日本人」は見ておくといい。最初は面倒で早く終わりたい、と言っていた陪審員たちが、いろいろ話すうちに裁判の重要性に気づいて、真剣に議論していく内容である。

確かに自分が裁判員として選ばれたら時間も割かれるし、大変だと思う。でも、この裁判員制度が一般化していけば、日本人にとって裁判というのも身近になるし、裁判の迅速化も図られるだろう。現状のままの裁判制度では先進国から遅れるとの危機感から導入の決まったらウルトラCである。国民として今ここで暮らしている以上、国を支える仕組みについて理解するのは絶対に必要だ。

この「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」は、現状の裁判制度のもとで、まったく見知らぬ人の裁判に言っていろいろ想像して楽しむ人の姿が書かれているわけだが、不謹慎とは思わない。新聞で報道されるだけが事件じゃない。事件は各地で起こっていてそれを知るのは国民の権利である。裁判は遠いもの、ではなく身近なものとなって欲しいと思う。この本を読むと少しは裁判が理解できるかもしれない。

まぁそんなで2冊本を読んだ。最近本がたまってるんだよな・・・それで本屋を見ると違う本がなっちゃう。うー早く読み進めて行こう。頑張ろう。

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2006年11月14日 02:11に投稿されたエントリーのページです。

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