日本の至宝がついにメジャーへ。1日にメジャー宣言してから約半月、夢への具体的な第一歩を踏み出した。
NPB・MLBの双方同時発表という形で日本時間11月15日午前10時、松坂の落札球団が発表された。「交渉権はレッドソックス、落札価格は約60億円」という破格の落札価格だった。
前にメッツかヤンキースだと思うと書いたが、完全に読み違えた。一時期報道で15億円ぐらいじゃないかというのも出ていたが、実際は当初の予想3000万ドルを大きく上回った。
レッドソックスは一昨年、86年ぶりのワールドシリーズ制覇を達成し、「バンビーノの呪いを解いた」といわれる。奇しくも、ヤンキースとの因縁がもっとも深いチームで、レッドソックスファンのヤンキース嫌いは尋常じゃないといわれる。全球団一といわれる熱狂的なファンを要する土壌は、ある意味NYの2球団よりきついかもしれない。
ボクはレッドソックスは入札には参加しないと思っていた。シリング・ベケット・ウェイクフィールドと投手陣の駒はそろっている。だからある意味、この入札の理由は単純に「ヤンキースに渡したくなかった」だけなのかもしれない。でも、それがありえるのが両球団の因縁でもある。
ともあれ、これで同地区として松井と松坂の対決はさらなる熱を帯びることになる。さらにデビルレイズにも岩村入団が確実となると、このあ・リーグ東地区は日本人にとって最注目地区となった。
さらにここからは年棒交渉が待つ。まだ大リーグでは実績のない彼にどれだけの年棒になるかはまだ分からない。敏腕代理人の手により単年15億を超えるという話もある。すごすぎる。
そして、60億であるが、西武は絶対に親会社の赤字補填などには使わないで欲しい。日本の至宝の流出で得たお金であるなら、野球のことに使って欲しい。さらにそのお金も西武のためではなく日本球界の発展のために使って欲しい。少年野球チームに援助するとか、草の根の活動でも十分である。それでこそ松坂がメジャーに行く価値がある。
そして一番大事なのが本人が活躍すること。松坂の特徴は速球で押せるだけではなく、ジャイロボール・スライダーなど豊富な球種があること。さらに大リーグに合わせて新しい球種を覚える予定というから半端ない。
ヤンキースにとっては一番やりたくないチームへ行かせてしまったのかもしれない。来期シーズンが超楽しみ。是非怪我なく活躍して欲しいもの。 ボクは今年はレッドソックス応援するぞー(単純)。