今号のNumberの内容がいい。「越境秘話?彼らは何故、安住の地を捨てたのか」というタイトルで、海外に挑戦した(している、しようとしている)選手たちを取り上げている。
中田英寿(サッカー)
三浦知良(サッカー)
松坂大輔(野球)
野茂英雄(野球)
鈴木隆行(サッカー)
四宮洋平(ラグビー)
城島健司(野球)
多田野数人(野球)
ヨーコゼッターランド(バレーボール)
徳山昌守(ボクシング)
などなど。個人的にはや福藤豊(アイスホッケー)、田臥勇太(バスケットボール)、河口正史(バスケットボール)、田場裕也(ハンドボール:個人的趣味)なども取り上げて欲しかった面はあるが、久々にNumberとしてのスポーツ横断的な興味深い特集である。
もちろんインターネットが普及したためというのが大きいが、スポーツもグローバルになっている。サッカーの国際性は言うまでもなく、アメリカ4大スポーツにも多国籍の波が襲っている。
特にアメリカのバスケットでは全米チームがオリンピック・世界選手権で金メダルを取れなくなってから危機感が生まれている。WBCでも世界一になったのは日本であり、「世界最強たる」アメリカの座が揺らいでいるのだ。しかし、これは逆にそのスポーツの多国籍を際立たせているといってもいい。
日本人が海外に進出することも多くなってきた。上述の選手たちはもちろん、陸上選手などでも世界を転戦する人もたくさんいるし、もはや世界を目指すというのは当たり前になりつつある。
ただ、最近思うのはイチローや中田英のように即活躍するほうが日本人好みらしい。つまり、「日本で一流=そのまま世界で通用」の期待値が高い。松坂もこの期待が高い。でも、海外に行ってすぐ活躍できる人ばかりではない。苦労を重ねて成功しようとしている人も多い。例えば、中田浩二はマルセイユで苦労したが、今はスイスで大活躍している。カージナルスの田口だって、マイナー落ちなども何度も経験しながら今年ワールドシリーズ制覇の偉業を達成した。大家だって日本では実績はゼロに近い選手だった・海外という地によって成長し成功した人(もちろん即成功の人にしろ成長してないわけでは決してないのは間違いないが)の評価が日本ではあまりに低いと思うのだ。非常に残念なことだと思うなあ。
話戻して、この越境秘話。 今ここで初めて知ったような事実も読むことが出来る。当事者しか知らない「秘話」がある。うーん、さすがNumber。