朝、家を出ないといけなかったので、生で確認できなかった判決。ライブドア前社長の堀江貴文被告の地裁判決は、懲役2年6ヶ月の有罪、とのこと。
ん?どうも納得がいかない。
裁判の過程などの話を聞いていると、とても実刑に値する証拠があるように思えない。普通は「初犯で罪が3年以内」なら執行猶予がつくのである。
つい先日、日興コーディアルの上場堅持が決まった。粉飾額としては、日興のほうが遥かに大きいのに、逮捕者すら出ていない。三洋電機にだって、粉飾の疑いがあるのに、逮捕者が出る気配すらない。テレビでは盛んに「53億の粉飾疑惑」と報道されていたが、実際は「15億の粉飾疑惑」だ(さらに架空)。額を多くして、国民心理を誘導しようって言う魂胆すら見える。このあたりの検察のダブルスタンダードな部分が心象を悪くする。ついでに言うと、この程度の粉飾をしている企業などたくさんある。この場合は通常であればこっそり罰金になる程度で、大騒ぎするほどでもない。
強制調査の直後にサーバーを確保するなりして、検察は証拠となるようなものはたくさん握っているべきはずなのに、裁判では証拠すら出せず証言でのみ立件しようとしていた。従軍慰安婦の強制連行の話でもそうだが、日本は法治国家なのだから、証言だけで罪になるわけがない。決定的な証拠がないんじゃないか、もはや。
が、結果として有罪。しかも実刑だ。
「それでもボクはやってない」の例である痴漢冤罪事件でもそうだが、「悪いことをしたに決まっている」という先入観で裁いていいものだろうか。疑わしきは罰せずという刑事裁判の原則はどこへ言ったやら。
もちろん、この裁判はおそらく最高裁まで行くだろう。日本の裁判制度が腐っていないことを心から願いたい。