ブックオフで見つけて読んでみようと思った本。綿矢りさの新作「夢を与える」をようやく読み終えた。
ボクはあまり小説を読まない。読むとしてもIT系の本だったり時代小説だったりで、今回のように純粋な小説読んだのは久しぶりだ。
中身の詳細はかけないので、出版社から提供されているものだと、
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チャイルドモデルから芸能界へ。幼い頃からテレビの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが…。成長する少女の心とからだに流れる18年の時間を描く待望の長篇小説。
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とある。
タイトルの「夢を与える」という部分は、その芸能人として生きていくにあたって、「自分って何だろう。人に夢を与えるってみんなインタビューで応えているけど、それってどういうこと?」という主人公の気持ちに由来している。特に芸能人に限ったことではないけど、人が生きていくにあたっては、必ず誰か(家族など)の期待があり、その人の生き方(思想・行動)が誰かの生き方に影響を与えていることは間違いない。
綿矢りさは確か早稲田に在学していたころは、小説は出していないんじゃないかな?やはり当時最年少で芥川賞受賞ということで相当騒がれたし、かなりの美人でストーカーがいるという話を聞いたこともあったし、在学中を充電期間にあてて、その時に感じた世界感について、この小説で表現したかったんではなかろうかと。
ボク個人としても、少しずつ読み進めた上で次の展開が楽しみでしょうがなかったし、読む価値はあった。今回は狭い芸能界という世界の中がテーマであったけれども、もっと広い世界を舞台に次の小説を書いてもらいたいな、と。
いい小説でした。オススメ。

