元巨人、現パイレーツ所属の桑田がついに大リーグのマウンドに立った。
正直桑田が大リーグ挑戦を表明してから、本当に大リーグのマウンドに立てるとは思っていなかった。何せ2005年、2006年では1勝も出来ず、昨シーズンは引退勧告をされた。代理人もつけないで自分で交渉をしてパイレーツを選んだ。キャンプでは高評価も、厳しい大リーグの世界でメジャー契約を取るのは厳しいと見られていた。そして、ロースター入り目前で怪我による離脱、そしてリハビリ。絶望的な状況になりながら、桑田は悲願の大リーグデビューを果たしたわけだ。
ただ、今回の場合は今までのケースとかなり異なる桑田が10年前に挑戦しようと思っても無理だったのかもしれない。ベテランで練習で真摯である姿が印象に残ったのもあるが、やはりこれまでの日本人投手が大リーグで活躍する中で与えて来た印象が大きいと思う。
それは、「日本人投手はコントロールがよく、試合の流れが読める。先発はともかくとして中継ぎでは十分戦力になる」という印象である。日本では緻密な野球は普通であるとしても、大リーグにそこまで野球が読める選手は多くいるわけではない。パイレーツ首脳陣も、球威はなくてもコントロールの良さで1回・2回なら押さえられると踏んだわけだ。
結果的に見て、パイレーツを選んだのは正解だったし、今この時期にいけたのも良かった。怪我をしなければ、そのままマイナーで終わっていた可能性もある。「野球の神様に感謝したい」という桑田の声は本音だろう。
39歳70日での大リーグデビューは史上2番目の高齢とのこと。いち野球ファンとして、オールドルーキーの挑戦を見ていきたい。
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