光市母子殺害事件という事件がある。
これほど残酷な事件はない。水道屋のふりをして被害者宅を訪れた被告が、被害者を殺害した上で強姦(屍姦)し、さらに1歳に満たない子供をも窒息死させたという。普通に考えれば死刑は免れない。さらに、この被告は知人にあてた手紙などでは「ほぼ反省していない」と言っても差し付けないぐらいの態度をとっている。
にも関わらず、「少年法」の壁がある。少年法では18歳未満は死刑にならないが、この犯行当時被告は18歳と1ヶ月だったから話がややこしくなってくる。ボクからすればもう18歳になっているのだから、通常と同じで判決を下すべきだと思うが、弁護団からすれば違うらしい。例え被告が反省していないにもかかわらず、だ。そして、この事件の差し戻し審の集中審理が6月26日から28日の間広島高裁で行われていた。
とにかく弁護団や被告の主張はまさしくファンタジー。これでは、本当に母子を殺された本村さんが改憲で話したようにやりきれない話でいっぱいだろう。加害者に公正の余地があれば、被害者保護の精神も守られるべきだと思うが、今回ではそれを考えるのは加害者の態度から見ても正直厳しい(と思うのが通常と思うが)。弁護団も弁護団で犯罪被害者の遺族の気持ちをこれ以上傷つけるような主張をすべきではないと思う。
今回は弁護団が「死刑廃止論者」であることから、自らの主義を貫くために裁判を行っているという批判がある。「水道屋の格好をしたのはコスプレ」「お母さんに甘えたいと思って抱きついた」「(押入れに遺体いれたのは)ドラえもんがなんとかしてくれると思った」とかいう主張をマジでしているから性質が悪い。ひどいのは、今回の集中審理の主張はこの場任せのことであること。1審・2審で被告は殺意を認めているのに、今回否定したりしているからである。
要するに殺意を否認→反省してない→弁護団の主張一蹴→死刑、という結果になる気がするけどなあ。このファンタジーな主張を受け入れる裁判官だとも思えない。。今までは殺意認める→だけど少年法だけどね→無期懲役という結果だったから、こういう風に集中審理が主張されたということは、逆に本村さんとしての望む方向に進んでいるのかもしれない。
それにしても、今回の件といい、朝鮮総連の本部ビル売却の件といい、いわゆる「人権派」という弁護士への信頼は全くないなあ・・・。自らの正義の矛先が間違っているんじゃないか、と思うことが最近多い。