間違いなくイチローは日本最高の野球選手と言ってもいい。
過去書いたように、パワー中心のMLB界にあって、スピードと言う概念を初めて持ち込んだのがイチローであるのは間違いないにしても、彼に続く選手がこれまで出て来れていないと言うのがイチローの偉大さを表している。
通常、「7年連続首位打者」というようなニュースであれば、毎年のこととして偉大さが分かりにくくなってくるものだが、イチローの場合は、その言動・行動・結果が話題になってくると言う異色の選手と言える。グラウンド外で確かにドラマに出演したりしたことはあったが、それは本当にごく一部に過ぎず、「グラウンドで結果を残してこそプロ」という道を、自らの行動をして表現しているのがイチローのすごさである。
そして、今年の球宴では、日本国内では、岡島・斎藤の初出場と言う部分に目が向いていたし、アメリカ国内でも、ボンズがどう活躍するかと言う1点に注目が集まっていたことを考えれば、普通に試合が終わっていれば、「あれ、イチローもいたんだ」と思うぐらいの感想しか持たなかった人が多かったはずである。
しかし、今年のイチローはとんでもなくメインであった。3打数3安打という結果には、球宴史上初のランニング本塁打と言うおまけつき。チームも競り勝ち、これまた日本人初となるMVPという結果をさらっていった。
高橋陽一が中田の欧州デビュー戦(2得点)を評して「漫画でもそんなこと書けない」と言っていたけど、イチローを書くとしてもここまでの成功を漫画で書くことも厳しいだろう。まさに行動で示す日本的な選手といえるかもしれない。
今年はマリナーズも好調だし、エンゼルスを上回れば、久々のプレーオフ出場も夢ではない。イチロー・城島の日本人パワーを駆使して、今度はチームでアメリカ球界に衝撃を与えて欲しい。