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武田信玄のお話

土曜日はいつも死んで死んで起きたら昼を過ぎることがいつも。なので、あまりできることもない。ということで、今日は一冊買った本を読み終わった。

「英傑の日本史」と言う本。ボクが大ファンである井沢さんの日本史番外編の最新作。今回のテーマは武田信玄、である。


井沢 元彦 / 角川学芸出版(2007/09)
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正直言うと、僕は武田信玄が好きではない。もちろん、それは織田信長を大好きという意味において、武田信玄の評価が高いのが気に食わないのである。

今大河ドラマで山本勘助を主人公に放送されているけれども、重大なことが1つ抜けている。というのも、山本勘助は自らの最期となった第4回の川中島の戦いにて、自分の戦略ミスで主人(信玄)を窮地に陥らせてしまっただけでなく、自らも命を落としたのである。これを軍師失格と取らずして胴なのか、と言う部分がボクの中ではあるのである。

信玄が領民のために素晴らしい政治をしていたのは事実だし、親・子を国のために追放・切腹させるぐらいの器量を持ち合わせた武将であるとはもちろん思うけれども、「最強」と言うほどではない。結局のところ、長篠の戦で負けたことが全て4男の勝頼のせいにしてしまって、根本的に天下を目指せたかどうかというと、やはり織田信長には及ばないとは思うのである。(上杉謙信や毛利元就、伊達正宗に並ぶ名将だとは思うけど)

さてさて、本の話では、「英傑の日本史」シリーズは、通史たる「逆説の日本史」シリーズとは別個に儲けられていて、一時代を切り取りながら個人にスポットを当てているのが特徴だ。非常に面白い。1人の小説を書ける位の人であれば、本で読めるのだけれども、そこまでではない人にそれぞれ数ページでまとまっているのが素晴らしい。

本を読むと、武田の家臣団の結束力が分かる。そして、勝頼が凡将だったとも分かる。日本史の授業で習ったときは長篠の戦も大敗したところまでは知っていたけれども、この戦いでどれだけ多くの重臣をなくしたかが分かり、やはり大きな戦だと実感した。個人的にはもっと川中島の戦いについて書いて欲しかったが・・・。秋山信友の話が一番面白かった。

信玄ファンには是非とも読んで欲しい一冊。今度また山梨行こうっと。

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2007年10月14日 00:59に投稿されたエントリーのページです。

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