ふとブックオフで手に取った本。
マスコミに少しでも不信を抱いたことがある方には必読の本。
本を読んでから知ったことなんだけど、この本の作者の大塚将司さんは日経新聞社員であった2003年の株主総会で、社長の解任を要求したが、逆に懲戒解雇(えw)されてしまったという経歴の持ち主(今は裁判で勝って復職しているらしい)。
内容はというと、新聞が記事としてモラルとか企業統治とか、いろいろな主張を外へ向けて主張しているのにもかかわらず、等の新聞社自身が前近代的な制度(再販制度)などに守られていたり、会社の私物化か進められているのかというところを書いてくれている。歴史的な背景も説明してくれているので非常に分かりやすい。富田メモのスクープの裏事情にはびっくりだ。。
確かに、かつての第二次世界大戦などの時も、マスコミが国民を煽ったというのは有名な話で、戦後そのことに対しての検証を避けているということは有名な話だし、日興コーディアルの上場廃止などの誤報に関しての責任を取ったという話も聞いたことがない。逮捕者も多いしなw
著者が日経の元記者だけに日経批判が一番厳しくされているのだけど、根本に潜む闇は日経だけに限らず、業界全体に蔓延っているみたいだ。
まぁ新聞に関しては、日本の人口が減っていることから考えても、先細りであることは間違いないし、先日の「朝日・読売・日経連合」の話題からといっても、10年はもつと思うけど、20年・30年経ったら淘汰されていることは間違いないんじゃないかと。特に、若者はもう新聞読まないし、ネットだけで情報済ませる人も多いから、律儀に新聞で育ってきた世代が少なくなってこれば、いつかは「押し紙」等の問題も顕在化は避けられないだろうしなぁ。。
それにしても新聞社は株式会社だったのね。。読売は財務資料すら公開されてないというし、どうなってるんだい。
昔、新聞記者に憧れていた(就職できなかったw)こともあるけど、今後はどうなるんでしょうね。。
と、そんな本を読んでいたらこんなニュースが、
どうやらこの本の内容などが問題になって、この著者の大塚さんが3000万の賠償請求の裁判を起こされたらしい(笑)。逆に考えると、それだけこの本の内容が的を射てるということか。うーん、この裁判の行方も注目です。

