今年のクラブワールドカップは、浦和レッズが出場したことで俄然盛り上がった。
まさかアジア制覇するとは、ほとんどの人が思っていなかった中、多くのレッズファンは開幕戦(出場国枠vsオセアニア代表)のチケットを買ったけれども、アジア制覇したことで、レッズはアジア枠で出場が決まったことで、出場国枠がアジア2位が出場することになり、開幕戦はセパハンvsワイタケレというカードになってしまった。H先輩から聞くところによると、オークションで100円で投売りされていたらしい(苦笑)。いやぁ怖い世界だ。
で、レッズはそのアジア枠で出場して、月曜日にセパハンと対戦して見事、アジアCL決勝と同様に打ち破った。正直、ここでレッズが負ける可能性があると思っていた人も多いはずだが、見事勝利。これによって準決勝はACミランとの対戦が決まり、日本のJリーグのチームが、ヨーロッパ最高のチームと、真剣勝負する機会が初めて生まれた。
そして、今日行われたその準決勝であるが、0-1でレッズはACミランに敗れた。ホームでの戦いといえど、ヨーロッパの壁を感じたファンも多かったはずだ。
ボクはこの中で気に入らないことがある。こういうとレッズファンに失礼だけども、ボクはACミランにもともと圧勝して欲しかった人間である。いちサッカーファンとして、まだまだヨーロッパのレベルのほうが高いと思っていたし、例えアウェイでの対戦とは言え、ホームの利でレッズが勝利することがあろうことなら、ヨーロッパサッカー自体の権威が下がってしまうように思えたからだ。
たぶん、同じように考えていた人も多いはず。しかし、報道では日本全体がレッズを応援しているかのように報道されていた。それはちょっと違うんじゃないか、と。
昔、ヨーロッパで、たとえユベントスがチャンピオンズリーグ決勝に出ていたとしても、ローマサポーターは同じイタリアのチームであるユベントスではなく、その対戦相手を応援すると聞いたことがある。ボクはグランパスサポーターとして、レッズにまだまだヨーロッパの舞台まで駆け上がって欲しくないし(これはファンとしての心理である)、ヨーロッパ最強を信じるファンとして、高すぎる壁であって欲しかった。
おそらく1-0と言う結果からも、明日の朝刊には「健闘、よくやった」という文字が躍るかもしれないけど、普通に試合を見ていたら、試合内容からもレッズが点を取れる可能性が限りなくゼロに近かったことが分かったはずである。たった1点だが、重い1点。早いリスタートから、カカをフリーにしたのは、間違いなくレッズディフェンダーの危機管理の無さであった。あそこが勝負どころを見たACミランとそれを感じられなかったレッズ。ここはよく日本選手に覇気がないと言われるが、それと同等のものだったと思う。
だけど、新聞を単に見て試合を見なかった人からすれば、善戦にしか映らない。だからこそ、目に見える3-0とかそういう結果を期待していたが、それは無理だったようだ。確かにレッズは良くやったとは思う。でも、よくやった、では前に進めない。
もちろん、グランパスを初めJリーグのチームでレッズほど多くのサポーターと資金を確保して世界を目指してきたチームはない。そういう意味では、レッズはJリーグの牽引役であるし、まさかアジア制覇できると思ってなかった日本サポーターの思いは、来年からはアジアも視野に入れると言う意味で大きな意義があったと思う。Jリーグのほかのチームも、レッズを見習って強くしていかなければいけない。1チーム1チームの意識がレッズと対抗心を燃やすことで、大きくリーグ全体として成長する糧になりえる。まぁグランパスは弱小だから・・・、情けない。。来年、ストイコビッチが監督になり、その勝利に飢えるメンタリティが植えつけられることを願ってやまない。
レッズにはこれからもまだまだトップを走ってもらいたい。だからこそ、今日の試合に満足せずに高みを目指して欲しい。今日の結果は妥当だった、ただボクはそれだけが言いたい。
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