昨日のMac World Expoで、アップルが新製品を発表した。
結局今回のマックワールドは楽しみすぎて、テキストでジョブスのスピーチの翻訳を見ながら楽しむということにした。結局すべてが終わったのが4時半ぐらいだったんじゃないかと。リアルタイムにMac Pro Airの登場も味わうことが出来て、「いくらだ、いくらだ」などとアップルのサイトのURLを連打していた。いやぁ面白かった。
予想通り、今回の発表の大きな目玉は「Mac Pro Air」。生粋のマックファンにとって、軽量のノートの出現はまさしく待っていたもの。PowerPCからIntelにCPUが変わった段階から、多くのマックファンは、軽量・長期間駆動のノートのを待ち望んでいたはずで、今回のAirの発表はその意向に沿うものと言えると思う。
いやぁこれは薄すぎるでしょう。ドライブが他人のドライブを使えるなどという斬新なアイデアも去ることながら、カフェとかで他人がこのマシンを持っていたら、思わず覗いてしまうかしれないぐらい、これはかなりすごい。事前から予想されていたフラッシュメモリ版のAirも同時に発表はされたものの、やはり値段が相当高いので、話題はどちらかというと薄さだ。
まぁボクはお金がないから様子見なのは間違いないですが(苦笑)。
それはさておき、ボクがより今回注目したいのはAirよりはApple TVおよiTunesの中で映画を販売していく発表のほうだ。
東芝を中心としたHD-DVDという現行のDVDの機能を活かしながら、容量を増やすという規格と、ソニー・松下を中心としたブルーレイディスクという新しいメディアを次のDVDとして位置づけようと言う、次世代DVD競争は、先日ワーナーが自分の出す映画をブルーレイのみで供給すると言う発表を行ったことで、もうほぼブルーレイ陣営の勝利になったといっても過言ではない。次世代DVDにとっての大きなソフトはやはり良質な映画を提供すること、そういう意味でもうHD-DVD陣営にそのような強力なコンテンツは存在せず、もう流れは決したとも言えると思う。
が・・・、勝者はブルーレイ陣営と単純に断言できるか。
技術の進歩はものすごい。最近のテレビではYoutubeの動画が見れるモードが搭載されたものが登場したり、WIIなどでもインターネットに接続してソフトがダウンロードできたりする機能がある。テレビと言う家電とインターネットがどんどん融合しつつある。ということは、すなわち映画のようなコンテンツもインターネット経由で買う時代が来ると言うことだ。
日本での展開はまだ先と言うことだが、iTunesで日本人が映画を買って(レンタルして)、それをテレビで見るという時代が来るのは数年後の話ではない。いちいち、ブルーレイのような高解像度で見られるようなテレビ・再生機を持っていない人は多々いるわけで、そういう人にとっては、現行のDVDと同じ質のものが、インターネット経由で購入(レンタル)できるのであれば、そういう風に見る人もたくさんいると思う。何より、インターネット経由である利点は、いちいち店に行かなくても見られるし、データは無形であるから、自分が見たい映画が借りれないということは絶対にない。返す手間もないし、安い。誰も損をしない。
そう考えれば、次世代DVDなどという競争が激化しておきながら、結局は最後の勝者は着々とインターネットからダウンロードをする仕組みを展開していたアップルということになるのではないか。
Airばかり注目されている中で、敢えて違う部分を褒めてみました(笑)