先週、麻生総理がIMF(国際通貨基金)に10兆円拠出することを表明し、世界から賛美が相次いでいる。そう言う中で、バカな政党が反対したんだけどね。。。
これは良い政策。先に非難が相次いでいる、2兆円の定額給付金については、効果がともかくという話もあるが、円高で困る中で通過の流通量を増やして使うという政策は決して間違ってはいないが、マスコミによる報道の仕方が悪い。要するに重要なのはお金を使ってもらうこと。さらに内需で使ってもらうのであれば、国が潤うのに、マイナス面ばかり強調してそれでお金を溜め込んだらどうなるという話もあるのに。。。ついでに言うと、この2兆円は追加景気対策のごく一部という話すら伝わっていない。。(が、この辺で止めとく)
さて前述IMFの拠出は非常に良いことだと思う。国際社会でのプレゼンスの向上に繋がるだけでなく、どこかの10年前直接資金援助をして全額返済されていないくせにまたまもなく訪れる破綻前にまたタカろうとしている国家を「IMFから借りてください」とはねつけることが出来る。
http://www.dpj.or.jp/news/?num=14548
↑こんな的外れの批判をしている党もありますが(苦笑)
IMFは国際社会の高利貸しのようなところ。要するに誰もお金を貸してくれなかった国家が最後に行くところ。さらにIMFのお金の回収はほぼ確実。それもIMFの資金を入れるということは、国の政策まで変えることを要求される。例えば、公務員の削減であったり、年金支給額の削減、国の資産の切り売り(民営化)、国民負担を強いる増税などの政策を実行しなければ借りることが出来ない。財政再建団体に転落した夕張市に近い(つか、それよりひどい)。そう言う意味で、直接貸すよりも、IMFに拠出した方が回収率は高いし、何より利子ももらえるのだ。
さらに、その資金の元は1000億ドルのドル建て外貨で、現行では使い道がない資金である。現行のドル安が続いているこの状態で1000億ドルの外貨を円に替えようものなら、一気にドル安が進行して日本発で世界恐慌のスイッチにトドメを差してしまう可能性がある(どこかの政党が外貨準備高を半分にと言ってましたが日本および世界を殺す気か)。日本はドル建て外貨を多く持っている(それもこれも4年前の日銀砲のおかげ)ため、意地でもドルを支えなければいけない。ドルが下がる=日本の持つ資産も減るわけで、そう言う意味では円はドルに従属する通貨なのが悲しいところだが、ともあれ使い道のない10億ドルが、国際貢献、特にこの金融不安の広がる世界情勢の中で日本がこの資金をIMFに入れるという安心感は、高いだろう。
まーそんなであらぬ批判に動じないように。あと、もうすぐ2度目のIMF突入間際の国がありますが、果たしてどうなるでしょう。アルゼンチンはIMF介入で自国通貨がアルゼンチン・ペソからドルに変更になった。あの国も、自国通貨を維持し続けることができるのか。うーん、心配です。