びっくりしたニュースが飛び込んできた。
ホンダが今期をもってF1活動を終了するという。今期ということは既にレースが終わっているから、来年以降の参戦がない、ということになる。今年は既にホンダ系のスーパーアグリが撤退しているから、これによってホンダは第三期のF1活動に完全に幕を下ろす。F1以外のカテゴリ(モトGPなど)は撤退しないということから、F1だけの撤退となる。
理由として「世界で起こっている恐慌のため」と説明をしていたが、果たしてそれを鵜呑みにしてもいいものか。僕はそれに加えて「成績不振」もあると思う。成績が上がらずスポンサーがつかない、結果としてアースカラーというあまり意味のないボディの車体になった。費用的にはフェラーリ・マクラーレンをはるかに凌駕する500億円近い予算を使っておきながら、今年は特にフォースインディア(予算規模的には5分の1以下)のチームと最下位争いをするという体たらくぷりだった。
僕が見に行った上海でのF1にしてもホンダの服を着た人は皆無だったし、レースでも後ろのほうを走っていただけで応援する気力すら起こらないほどだった。だって、ブースすら出してないんだよ?中国のマーケットをどう考えているかすら疑問符がついた。
今回の撤退は予算のため、というからよほどの余裕が出てこない限り再参戦はありえない。技術の進歩は1年やめると3年取り返すのにかかるという話もあるから、止まった流れはもう流動はほぼないと思える。
ただ今回の件で言うと、ホンダが最初に撤退したが、同じような状態でほかのチームがどんどん撤退していくこともありえる。予算を削減してチーム削減をないようにしていくというのであれば、確かにFIAの共通エンジン論には一理あるように思えるが、一方で共通エンジンになったら、メーカー的に参戦するメリットがなくなるというジレンマもある。予算を増やさないようにどのように全チームがしっかりと予算を使ってそれ以上の効果を挙げるビジネスにしていくのかというのを考えるときが来ているのかもしれない。
まぁ・・・来年F1にホンダが参戦していたとしても上位は望むべくもなかった。そういう意味では今回の撤退は潔いものであるし、いち企業が決めた決断を評価したい。そして、あるかないかもわからない次の参戦の機会を薄い可能性ながら見守りたいと思う。
それにしてもチームは売却されるという話もあるからどうなるでしょ。チームが減るのではなく、強い意志を持った次のチームに現行のホンダチームが移管されることを願ってやまない。
うーむ、大ニュースでした。