まだ読み途中なのだけど、共感できる部分が多くて先に書く。
金美齢さんの書籍「日本ほど格差のない国はありません!」。タイトルからして衝撃的なんだけど、中身は非常にボクのような思想の人間からすれば本当に真っ当なことしか言っていない。
派遣村がどうのこうのという議論は年末から年始、そして今になるまでもいろいろなブログや評論家などが言っているけども、結局のところ今の「日本人は甘えすぎる」という彼女の言っていることは非常にまとも。
日本人は戦後アメリカという国に守られて、国防というのを意識せずに経済成長のみに邁進することが出来た。「平和と水はタダ」と思っているように、世界では高コストで負担すべきものが、日本では意識されずに来ている。その結果として、人間が非常にひ弱になってしまった。その結果として、いわゆる「弱者利権」的な考えがあたかも当然かのような物言いになる。
日本は世界でも「最も良く出来た社会主義国家」と言われるぐらい格差がない。格差格差と叫ぶ某党は世界の状況は分かっているのか。アメリカにしてもイギリスにしても、いろいろな国は全て身分が固定化されている。その身分の差は絶対的で決して上の階層に行けない。下層に生まれたら、決して中層には上がれない。一方で日本では中学まで義務教育がある。それ以降も頑張って勉強すれば、いくらでも自分の身分をあげて行くことが出来る。こんな素晴らしい国は日本しか存在しないことがどうして分からないのか。
この金さんは、政治亡命をして日本に来た。死を覚悟したときもあったぐらい波乱の人生を歩んで来た人である。ボクはこの人は日本人以上に日本人の考えを持っている人だと思う。国が国のために死んで行った人に対して敬うのは当然であるし、国旗・国家を敬えない人がたくさんいる日本は異常だという。世界的に見てもこの当たり前の常識が日本では通じない人がいることを的確に言ってくれている。
外国人参政権の問題にしても、「台湾人」である彼女は不要であるという。それは国籍というのは最後のよりどころであるから。要するに日本と台湾が戦ったら彼女は台湾につくから、彼女は日本国籍は取得していないし、だからこそ国政に参加するというのはおかしいという。至極全うだと思う。
話を派遣村の件に戻すと、あれこれ格差の原因が政治にあるとかそういう論理を組み立てる人がいる。しかし、そうではない。この格差を格差というなら、他の国を見て欲しい。どこかで自分に原因があるとは思わないのか。
この本の元となった現行は1999年、本の発行は2006年だから今のような格差社会を考えて書かれた本ではないかもしれない。しかし、その時既にそういう弱者利権的な動きがあり、それに対して金さんが「甘ったれるな」と斬っているところは先見的に凄いと思う。金さん以上の経験のない人が「格差だ、差別だ」と叫んでも説得力はない。
かくいう自分も結構甘えて育った人間なので、社会の厳しさ感じてます。。。もう少し頑張らないといかんね。。家族が出来たとなると今まで見たいに向こう見ずではいられないから、、もう少し頑張って生きていきたいと思う。

