詳細はまずニュースを。
F1 : FOTA系チーム、別シリーズ設立を表明
http://www.topnews.jp/f1/10846.html
何度かF1は分裂危機にあると言っても、なんだかんだまとまってきた経緯があったが、今度こそは本当らしい。FOTA系のチームは今のF1に参画する10チーム中8チームが加盟する。BMWザウバー、ブラウンGP、フェラーリ、マクラーレン、ルノー、トヨタ、レッドブル、トロロッソが来年から別シリーズを立ち上げると言うからおだやかでない。
現行のF1を間違いなく大きくしたのは、F1を主催するバーニー・エクレストンとFIA会長のマックス・モズレーであることは疑う余地はない。F1がこれだけ世界規模の大会になり、多くの国で放送され、それによって莫大な利益をもたらすものに成長させたのは彼らの手腕である。しかし、一方で、それに従う参加チームも恩恵を受けていたのは間違いない。
しかし、来期に関しての厳しいバジェットキャップはFOTAとして到底受け入れることが出来ないのは間違いない。上限が60億円に制限されたバジェットキャップを導入すると、確かに参戦の障壁が減り、参加チームが増えるかもしれない。しかし、それはワークスチームにとって受け入れられる話ではない。トヨタはF1に600億円以上投じているとも言われているし(結果出てないけどw)、フェラーリ・マクラーレンなどのチームも300億円ぐらい投じているとされているので、バジェットキャップの導入は、ワークス系チームにとっては、資金を投じて開発をすることすら出来なくなる。さらに、将来を見越したエンジンの統一が実現されたら、トヨタやフェラーリは何のためにF1にいるのかすら分からなくなる。
現状だと来期はバジェットキャップ導入チームは、非導入チームに比べて有利な条件が与えられると言う。果たして、予算と言うダブルスタンダードで縛られた世界最速を決める選手権など意味が分からない。
F1ファンとしては、プライベーター系に頑張って欲しいのはもちろんではあるけど、やはりワークスチームがしっかり技術開発で結果を出すというのが前提としてある。来期以降、このままだとフェラーリやマクラーレンなどの名門が下位に沈む中で、新規参戦チームが上位独占するシリーズになってしまったら、まさしく見るほうとしても興ざめになってしまう。
これまでの、エクレストンとモズレーの傲慢な物言いであるとか、収支が不透明である部分などもありながらも支持してきたけども、バジェットキャップは理解できないし、FOTAとしても受け入れる必要はない。F1が面白いのは、各参加チームがプライドをかけて必死の開発を年々続けているところにあるのであって、参加チームが増えることにあるわけではない。
まぁこのままだとFOTA系チームが参加しない現行のF1など何の面白みもないわけだから、FOTAがしっかりと結束して、新しい選手権開催に向かってもいいと思う。逆にここで妥協するFOTAであれば、更なる失望になってしまう。
名前とかF-ZEROとかどうかな(笑)。昔のスーファミソフトの名前だけど、F1の上ならゼロもありじゃないかと思う。なんちゃって。