b 自治体クライシス 赤字第三セクターとの闘い (K's Weblog "Quick")

« フォーサーズの真価 | メイン | 楽しみにしていた日本vsオランダ »

自治体クライシス 赤字第三セクターとの闘い

衝撃的なタイトルの本と出会った。


伯野 卓彦
Amazonランキング:44294位
Amazonおすすめ度:

内容はタイトルそのままで、自治体が今瀕死の借金でくるんでいるという話。特に夕張の例を持ち出すまでもなく、バブル当時に第三セクター方式で作られた会社が原因で自治体が借金に苦しんでいる。

実は夕張に関しては、昨年読売新聞の記者の書いた本を読んだ。こちらも衝撃的だったので、タイトルだけ紹介。


読売新聞北海道支社夕張支局
Amazonランキング:37733位
Amazonおすすめ度:

このブログでも感想を書いているかと思いきや、書いてなかった・・・。実際ブログでも本を紹介することは多いんだけども、読んだままでブログに載せない本も多いので、実際に読んだ数は載せた数の倍ぐらいあるかもしれないなぁと。一応ブクログを使ってタイトルぐらいは載せるようにしているんだけど、どうも読んだまま寝てしまってそのまま放置というのも多いからなあ・・・。

http://booklog.jp/users/k-yamada
↑これも全部じゃないけど・・・。

夕張は実際に、財政再建団体として事実上破綻してしまった自治体で、これは上記本で読売新聞でこの前後の現地で取材にあたった記者の壮絶な記録が書いてあるので、是非読んで欲しい。

一方でこの本は、NHKのクローズアップ現代の取材陣が書いた本。夕張は既に破綻しているが、この本に取り上げている自治体は今にも破綻しかけている自治体で何が起こっているかを書いている。

結局のところ、国がリゾート法というのをとって、バブル最中に地方自治体が我先にという形で大型リゾートを作って破綻、そして、破綻すると結局その債務保証をしていた自治体に借金が回るという構図。じゃあ国が悪いかというとそうでもないと思うしなあ・・・。どこかの京都の議員の圧力で朝銀に1兆とか入れたとか、住専に7000億とかつぎ込むぐらいなら、こういう苦しむ自治体に援助してあげればいいという気もする。

ただ、結局のところは最後に悪いのはそういう行政を選んでしまった住民ということになるのかもしれない。職員が半減だとか、サービス低下とか、今そういうことが起こっているのは仕方ない。個人的には、自分らが高齢者になる頃には、このぐらいのサービスしか受けられないような気がしているので、50年後の行政の未来が今実施しているだけのような気がする。必死の努力は認められるかもしれないけど、それはこの本に載っている自治体だけじゃなくて、全地方自治体がこれぐらいの努力は本来はすべきなんだと。

かくいう自分の地元は焼き物の町なんだけど、焼き物自体の産業の地盤沈下でえらいことになっている。だからこそ、地元の主張を大きく国に訴えられる議員を選べば良いものの、落下傘で来た民主党の候補が圧勝してしまった。これでは地盤沈下はますます進むと思うんだけど、そういう意識があるんだろうか・・・。非常にもったいないと思う。

« フォーサーズの真価 | メイン | 楽しみにしていた日本vsオランダ »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yamada.st/mt/mt-tb.cgi/562

同じ日の過去のエントリー

2008年:早い!Googleの新ブラウザ「chrome」

先日、GoogleとMozzilaがfirefoxをGoogleの標準ブラウザに... 続きを読む

2004年:ブログ再開します

今実家に帰ってきてます。3週間ばかりブログから遠ざかってしまいました。というのも... 続きを読む

My Twitter

About

2009年09月04日 01:15に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「フォーサーズの真価」です。

次の投稿は「楽しみにしていた日本vsオランダ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34