6日目。
前日ホテルで早めに寝てしまい、起きたら4時過ぎだった。うーん、この後寝ると怖いなぁと思って、お風呂とか入れたりして、すごした。
7時から食事で、おなじみのパンとコーヒーなどを食べた。

サンモリッツ:ホテルの食事 posted by (C)こうへい
急ぎで食事をして、7時45分のサンモリッツ発の始発に乗るべく、駅へ急いだんだけど、チェックアウトの時に再度クレジットカードが必要だったりして、時間がかかってしまい、乗り遅れてしまった。。
仕方なく、駅のホームで待つことに。

サンモリッツ:雨振る早朝の駅 posted by (C)こうへい
サンモリッツは避暑地としてだけでなく、冬もスキー場でにぎわうらしい。本当にショックだったのは、雨が降っていたこと。何せサンモリッツは年間322日も晴れている都市なのに、雨なんて最悪でしょう。サンモリッツ湖も、前日は奥のほうまで見渡せていたのに、まったく見えない。特にこれから乗るベルニナ急行は景色が見所でもあるから、雨はまずい。これは想定外だった。
余談だけど、駅の看板に「サンモリッツ」とカタカナで書いてあった。後述するけど、ティラノという看板もあった。どうやら、箱根登山鉄道と提携しているらしく、寄贈されたものだとか。日本人が見てもださいよ、これ。

サンモリッツ:日本語の看板ださい・・・ posted by (C)こうへい
今日乗るのは世界遺産にもなっている鉄道、「ベルニナ線」。こちらも氷河急行同様に指定席のパノラマ車両があるんだけど、予約代をケチりたかったのと、途中下車してハイキングの予定だったので、今回は自由席での移動。まぁ無理して指定を取ることないってこと。
ベルニナ線はサンモリッツからティラノまで2時間20分ほどの道のり。氷河急行より遥かに短い。ただ、個人的には高低差のあるこっちのほうが好きかも。

サンモリッツ:今日は世界遺産ベルニナ線 posted by (C)こうへい
駅で約1時間待って、サンモリッツ駅を出発。当然空は曇っていたので、晴れて欲しいとは思っていたダンけど、どうやら列車が動き出すと、どうやら外が雨ではなく雪に変わっている。

ベルニナ線:出発すると雪景色 posted by (C)こうへい
イタリアでは長袖でも暑かったぐらいでもあったのに、このサンモリッツでは秋を通り越して、冬になってしまった。たった20分ぐらいでここまで景色が変わるってのも驚異的。

ベルニナ線:完全に季節は雪 posted by (C)こうへい
何で朝一の列車に乗ろうかと思ったかというと、ディアヴォレッツァというロープウェーで上がる展望台に行きたかったというのがあった。結果的に列車に乗り遅れたので、断念したわけだけど、ロープウェーのある駅を通ったときに、ロープウェーの乗り場を見たら動いてなかった。。結局1本目で行ったとしても無理だったなぁと思った次第。

ベルニナ線:乗るはずだったロープウェーも動いてない posted by (C)こうへい
列車はどんどん進み、ベルニナ線名物のルーゴ・ビアンコという白い湖のある駅に到着。本当はオスピッツォ・ベルニナ駅で降りて約1時間半のハイキングを楽しむ予定だったんだけど、当然この天気では無理。肝心の湖も奥が見えないぐらい霧が出ていて、非常にショックだった。
ということで、その次の駅であるアルプ・グリュム駅に到着。ここで降りて、駅前のカフェで時間を潰すことにする。

ベルニナ線:アルプ・グリュム駅着 posted by (C)こうへい
このアルプ・グリュム駅は標高が2000mぐらい。ここから列車は急降下していくんだけど、駅自体が断崖絶壁の上にあって展望台みたいになっている駅。下のほうにパリュ氷河が見えた。

ベルニナ線:霞むパリュ氷河 posted by (C)こうへい
カフェで少し時間を潰していると、なんと空が晴れてきた。これには驚いた。

ベルニナ線:晴れてきたアルプ・グリュム駅 posted by (C)こうへい
奥のほうには、これから向かう先であるポスチアーヴォ湖も見えたりして、雪と晴れた空が美しい。

ベルニナ線:奥に見えるは行く先のポスチアーヴォ湖 posted by (C)こうへい
パリュ氷河の南に見えるパリュ湖も色鮮やかに見えた。

ベルニナ線:パリュ湖 posted by (C)こうへい
本当はこのまま時間を潰して、ティラノ行きの列車に乗る予定だったんだけど、時刻表を調べていると、どうやら、先ほど降りるのを断念した、オスピッツォ・ベルニナ駅まで戻ることが出来そう。空も晴れてきたということで予定を変更して1駅分戻って、降りた。

ベルニナ線:美しいルーゴ・ビアンコ posted by (C)こうへい
目の前には美しいルーゴ・ビアンコが広がっている。何せこの白い湖を見るのも旅行の目的の1つでもあったから、感動した。一度は断念したってのが感動を増幅させたのかもしれない。

ベルニナ線:ルーゴビアンコと列車 posted by (C)こうへい
駅で30分ほど時間を潰して、再び来たティラノ方面の列車に乗って、進んでいく。天気は曇ったり晴れたり不安定だけど、もう雪っていうのはなかった。

ベルニナ線:アルプ・グリュム駅からのパリュー湖 posted by (C)こうへい
そして、アルプ・グリュムの駅を過ぎると列車はどんどん下っていく。トンネルの中で向きが変わったりして、非常にユニークな路線。昔の人はよくこの地形に列車を通したなぁと驚く。

ベルニナ線:列車はどんどん下る posted by (C)こうへい
この列車は見所が左右とどんどん変わっていくから、普通列車に乗ったのは正解だった。指定席で混んでいると席の移動が出来ないからね。

ベルニナ線:この急勾配を降りる posted by (C)こうへい
列車がどんどん下っていった後に上を見ると、アルプ・グリュムをはじめとした山々が見える。この距離を一気に降りたかと思うと、こりゃすごい。

ベルニナ線:この奥の山から下りてきた posted by (C)こうへい
列車は森林地帯を抜けて、平地に。アルプ・グリュム駅から遠くに見えたポスチアーボ湖の横も軽快に通過する。

ベルニナ線:ポスチアーボ湖 posted by (C)こうへい
そして、このベルニナ線最大の見所であるオープンループ橋へ。下の3枚の写真を見れば分かると思うんだけど、標高差を克服するために、360度の円弧を描くように線路が作られている。今回は下りなので、ぐるっと回って、自分が通った線路の下を通ることになる。

ベルニナ線:名物オープンループ橋 posted by (C)こうへい

ベルニナ線:オープンループ橋に入る posted by (C)こうへい

ベルニナ線:名物オープンループ橋くぐる posted by (C)こうへい
このためにわざわざ後ろの右側の席を確保した。前のほうの車両でも多くの人が右側の窓から写真を撮っていた。
そして、列車はスイス国境を追加してイタリアへ。ティラノというイタリアの町が終点となる。

ベルニナ線:ティラノ駅到着 posted by (C)こうへい
おなじみのださい日本語看板も健在。。。そういえば、パスポートが必要と本には書いてあったけど、一切パスポート見せろとは言われなかったなあ。

ベルニナ線:ティラノって日本語・・・ posted by (C)こうへい
ベルニナ線の列車自体はここで終了なのだが、この後バスがある。ティラノから、ルガーノというところまでバスが出ているのだ。

ベルニナ線:続けてルガーノまでバス posted by (C)こうへい
列車到着からバス発車まで1時間ほど時間があったので、ティラノ駅前のレストランで昼食を食べた。ティラノ駅前にはイタリアレストランがたくさんあって、僕らのような観光客を相手にしているみたい。料理は美味しい。スイスフランもユーロも使えるみたいで勝手がいい。

ベルニナ線:ティラノ駅前でイタ飯 posted by (C)こうへい
そして予定通り14時25分にバスは出発。17時30分までの3時間の旅。このバスの見所はやはりコモ湖・ルガーノ湖という北イタリアの湖をドライブできることだろうか。

ベルニナ線:バスは進むよ posted by (C)こうへい
バスはイタリア領内をどんどん進み、コモ湖へ。

ベルニナ線:バスから見るコモ湖 posted by (C)こうへい
色もあざやか。イタリアでも有名な避暑地らしく、別荘みたいなものもたくさんあった。

ベルニナ線:コモ湖は有名な避暑地 posted by (C)こうへい
しかし、快調に進んでいるかと思いきや、ボクらにとってのハプニングがここで起こることになる。大渋滞、である。

ベルニナ線:大渋滞に巻き込まれた posted by (C)こうへい
コモ湖からルガーノ湖に向かうあたりから道が混み始めて、まったく進まなくなった。イタリアって道が狭く、日本だったら対面通行が厳しいぐらいの道ですれ違うことになる。バスの運転手は、バス自体が自分の体になったかのごとく、本当にギリギリを車を書き分けて進んだのだけど、だからといって時間には勝てない。
困ったのは、ルガーノ駅での荷物受け取りが17時50分までだとベルンで言われていたこと。要するに、荷物が取り出せないと、当然夜行列車にも乗れないし、この後の予定がすべて台無しになってしまう恐怖があった。だからといって、渋滞が抜けれるわけでもないし・・・。困った。
結局、ルガーノ駅に着いたのは30分遅れの18時過ぎ。あわててバスから降りて、荷物を取りにいったが・・・、窓口が閉まっていた。アウト。
ただ横で切符売り場があったので、そこで並んで聞いてみると、どうやら受け取ることは出来るらしく、何とか荷物を取り戻すことが出来た、ベルンで預けてから2日ぶりのトランクとの再会。
余談だけど、ルガーノの駅は山の上にある。山の下からケーブルカーが出てくるぐらいの場所っていうのがある意味凄い。

ルガーノ:駅は山の上 posted by (C)こうへい
荷物が何とか受け取れて、ミラノ行きの列車の指定席も買えたので一安心だった。

ルガーノ:駅到着 posted by (C)こうへい
ルガーノからミラノ中央までは1時間半ぐらい。快速だと本当に早いし快適。

ルガーノ:ミラノ中央駅行きのEC posted by (C)こうへい
列車の中で夜更けを迎えた。結構いい写真が撮れたので載せておく。

ルガーノ:ミラノへ向かう途中の夕焼け posted by (C)こうへい
そして20時過ぎにミラノ中央駅は到着。

ミラノ:中央駅着 posted by (C)こうへい
ミラノからはヴェローナという街に移動することになるんだけど、時間が70分ぐらいあったので、ミラノといえば、ということでドォーモまで足を伸ばすことにした。
駅の荷物置き場で荷物を預けて、地下鉄に乗って4駅。

ミラノ:地下鉄でドォーモまで移動 posted by (C)こうへい
地下鉄で乗ると意外と近い。そして、ドォーモ前の広場に到着。

ミラノ:ドォーモ前の広場 posted by (C)こうへい
そして、これがドォーモ。圧巻としか言いようがない。フィレンツェのドォーモともまた違った感じ。来てよかったよ、これは。

ミラノ:ドォーモ posted by (C)こうへい
そして、ドォーモの脇には、いつもテレビなどでも登場するアーケードがある。

ミラノ:広場からヴイットリオ・エマヌエル2世アーケードを望む posted by (C)こうへい
多くの観光客思しき人が写真撮ってた。ここぞミラノの中心地、という感じなんだろうか。

ミラノ:ヴイットリオ・エマヌエル2世アーケード posted by (C)こうへい
本当はもう少し街を堪能したかったけど、時間もなく、再び地下鉄でミラノ中央駅に戻って、荷物を受け取る。そして、ヴェローナ行きの列車に乗り込む。

ミラノ:中央駅からベローナへ向かう posted by (C)こうへい
2時間ほど電車に揺られて、終点ヴェローナに到着。駅に着いたときには23時半ぐらいかな。寝台列車が到着するのが1時1分ということで、ここで待つことになる。
ここで今回の旅行最大のハプニングが起こった。財布をなくした(苦笑・涙)。
ルガーノで持っていたことは覚えているんだけど、どこで落としたかの記憶がまったくない。Iちゃんからも怒られたけど、現金として50ユーロしかはいてなかったのと、パスポートは別にしていたというのがせめてものの幸運。
ボクの予想だけど、ヴェローナへ行く車内で、ゲイっぽいイタリア人2人組に声をかけられて、手とか触られたので、そのときにこっそろ右前ポケットに合った財布が抜け取られたんじゃないかと。日本に帰ってから分かったことだけど、この盗まれた4時間後ぐらいに、財布の中に入っていたクレジットカードを使おうとした(未遂で終わった)形跡があるらしく、だからこそおそらくすられたんじゃないかと思うわけです。
まぁ、馬鹿だったのはボクなんだけど、、悔しいなあ。新婚旅行で財布無くすとか、もうネタ以外の何者でもないよなあ。くそう。