今年のドラフトの目玉である花巻東のピッチャー菊池が、日米20球団と面接した後、国内志望を表明した。ボクはてっきりメジャーを目指すものだと思っていたのにこの決断は意外だっと共に、その国内志望を表明した会見で、涙をした彼の姿にある人の姿を重ねた。
元巨人で、今年よりメジャーに挑戦した、上原浩二である。
当時ほどメジャーが近くに感じられていないとき、巨人を逆指名しておきながら、涙を流した。それは気持ちはメジャーにありながらも、国内を選択せざるを得ない無念感からだったろう。
それと菊池も同じに違いない。上原の時と違う部分があるとすれば、去年の田沢しかり、それ以外の超一線級以外の日本の選手がメジャーである程度活躍できるという事実が存在していることと、もう1つはばかげたことに、高卒でドラフトを拒否してメジャーと契約すると海外球団対談後3年間もプロ野球界に入ることが出来ない制度があることである。
そして、もっとも違う部分は田沢は社会人だった、そして菊池は高校生だというところである。
これに関して、面白いコラムがNumberWebに掲載されていた。
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本当は皆メジャーに行きたい……。日本野球界は菊池の涙に猛省せよ!
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もう言いたいことをそのまま言ってくれている。要するに、本当にこれでいいのか。というところである。
まだ高校生である彼に、この決断をさせるのはあまりに重すぎやしないか。特に大リーグでは高卒の選手は一部の別格(Aロッド等)選手以外ではあまり成功例がない。というかアメリカのシステム自体が、徐々に実力をつけてメジャーに這い上がるもののため、高卒でいきなりというのはよほど抜けてないと無理なのである。
もしかしたら、菊池にもこの別格の部類に入るのかもしれない。しかし、高校生の彼がリスクと相談すれば、メジャーを断念した理由も分かる。成功すればいいが、失敗の可能性が高いギャンブルを打てる年齢ではないということだ。
現状の日本の制度ではFA件取得までの日数が長すぎて、ピークを超えて渡米という選手もたくさんいる。松井・イチローに共通するのは、高卒でプロ野球に飛び込んだこと、川上・上原は大卒で飛び込んだ。この差で全盛期にメジャーに行けるかどうかが決まる。逆にいえば、プロ野球で毎年実績を残し続ければ、全盛期の年齢でメジャーにいくことも可能かもしれない。彼はそれに賭けた、のだと思う。
まぁかくいう中日も菊池を指名するらしい。日本の球団にとってはリスクを犯しても取りたい人材であるらしい。では、もしそうであれば、本当に日本の球団に入った場合は、最短で大リーグに出場できるように、育てて言って欲しいと思う。今の制度ではそれしか道がない。
本当は失敗して帰ってきて、ドラフトで指名すればいい話だと思うが、、、規制で権益を守ろうとして得することがないということは日本プロ野球界はしっかり刻むべきだと思う。ボクは中日ファンで野球を見に行く人ではあるが、ボクの周りには興味すらない人が多数いるわけ。そういう人を球状に足を運ぶようにするのは、選手ではなく球団の努力も必要と言うことは忘れてはいけない。
なんかむなしすぎる、そう思う。
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