いやぁ驚いた。
貴乃花が、相撲界の理事選挙で、事前の不利が伝えられていながらも当選が決まったという。喜ばしい。
相撲界という、閉ざされた中にあって、6人もの同士が、自分の一門を破門されてでも彼を支持したという事実に驚くとともに、無記名投票でありながらもさらに3票の造反を招き入れての10票での当選、見事というほかない。
そもそも、相撲協会は公益法人という枠組み。当然、公益法人であれば、当然その行動にも公益性が求められるわけで、選挙が昭和61年以降は、すべて無風状態で決まっていたというところに、利権構造しか想像できない。そもそも一門から理事候補を出して、誰が誰に入れるかと事前に調整してから選挙が行われて、無風で当選するということ事態が、まったくの発展性を感じないし、公益法人たる自覚があるとは思えない。
「変わらないことも大事」という言葉も納得である。ただ、貴乃花親方は本気で相撲界の改革を狙っているらしい。サポーター制度の創設とか、閉ざされた空間である相撲を広めようという努力は、まさにあるべき施策だと思う。
朝青龍の騒動ばかりが有名になっても仕方ない(今回はさすがにアウトっぽいけど)。重要なのは相撲界が変わろうと思っているのか層でないかという部分じゃないか。そういう意味では、いい風になってくれると思う。
やっぱり自分が生きてきて千代の富士に始まって、多くの個性的な力士を見てきた。昔は横綱だけでなく、三役になった力士すら名前を知っていたけど、これだけ情報が手に入れやすくなった時代に、大関に名前を聞いたことすらない力士がいる時点で、どれだけ今の相撲が時代のニーズから取り残されていることが分かる。だから、何とかしたいと貴乃花は思った。
貴乃花はボクが思うに、もっとも横綱らしい横綱だった。努力で強くなり、練習すら手抜きをしない、土俵では相撲道を地で行くような態度や行動を取っていた。今思うとこのときが一番相撲が面白かったときなのかもしれない。
そして、その貴乃花が改革に乗り出す。僕ら世代は指示する人が多いんじゃないか。応援したい、素直に思えた。
P.S.雪凄かった・・・駅から歩くだけでも精一杯。写真何枚か載せておきます。
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