いい試合を見ると、よりスポーツが好きになる。今回のスーパーボウルも、それにふさわしい好ゲームだった。
毎年、時差の関係でスーパーボウルは月曜日の午前中に行われている。当然このネット時代、試合結果がネットに載るというのは当たり前なわけで、うっかり見てしまうのを避けるために、今日は朝からYahoo!はもちろん、TwitterやMixiなどのニュースもシャットアウトして、深夜の日テレの放送に備えたわけ。
今年の対戦は、コルツvsセインツ。ともに第1シード同士の対戦。これはNFLの歴史上16年ぶりのことだそうな。NFLはサラリーキャップ制をはじめとした、リーグ内で戦力が均等になるような施策を行っているほか、試合展開によっては、弱者が強者に勝つことも充分ありえるスポーツ。だからこそ、第1シードのチームが必ずしも決勝まで進めないということが生まれているんだろう。しかし、逆を言えば、第1シード同士の戦いになったということは、それだけこの2チームが抜けている証明でもある。
ともにペイトン・マニング、ドリュー・ブリーズという、リーグNo.1のQBを擁する攻撃的チーム。どちらが攻撃力で相手を上回れるか、それが今年の見所だった。かくいうボクは、ペイトリオッツとコルツのファンだから、当然応援すべきはコルツだった。
試合結果はタイトルでも書いてある通り、31-17とセインツが勝利した。
試合も興奮しっぱなしだった。何せ、お互いのQBの能力が高すぎて、ハイレベルの戦いが繰り広げられたからだ。
第1Qでコルツが圧倒して10点のリードを奪い、第2Qの2ミニッツウォーニングの直後の残り1ヤードのセインツのギャンブルプレイをコルツディフェンスが渾身のブロックで止めた段階で、コルツが勝ったと思ったんだけど、そうじゃなかった。
第3Q最初に、にまさかのオンサイドキックで攻撃権を奪取したセインツはそのドライブをTDに結びつけて逆転、その後TDを奪われるも、FGで1点差に迫り第4Qへ。
第4Qは、コルツがFGを外した後のセインツの攻撃はブリーズが正確なパスを繰り出してTD、2点コンバージョンもチャレンジの結果ゴールが認められた。この段階でも24-17。まだ試合が分からない。
しかし、その後のシリーズで、結果的に「これで試合が終わってしまった」という名手マニングがスーパーボウルの大舞台でまさかのインターセプトリターンタッチダウンを喫し、34-17。最後のプレーがTDを奪えていたとしても、セインツの勝利は揺るがなかった。
この試合の面白かったのは、試合の流れがコルツにもセインツにもあって紙一重だったということ。ギャンブルプレイの成功や失敗あり、意表をついたオンサイドキックあり、インターセプトあり、チャレンジありで、NFLの魅力を100%伝えてくれた試合だった。
勝負のポイントは第4Qだったか。ギャンブルプレイ成功で敵陣に進んだコルツだったが、51ヤードのFGをKストーバーが外して得点を奪えなかった。怪我で出られなかったNFL屈指のキッカーであるビナティエリが出ていれば、ここで確実に決めたはずだ。ここで決めていれば、おそらくコルツが勝ったと思う。ビナティエリのファンだから、勝手にそう思ってる(笑)
いい試合だった。いつか生涯に一度は、スーパーボウルが見たいとまた強く思ったまた試合だった。