b オリンピック史上最大の汚点 (K's Weblog "Quick")

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オリンピック史上最大の汚点

もう感動と怒りで感情のコントロールが難しい。

SPの前、SPの後とフィギュアの問題点についていろいろ書いてきたけども、結末がこれか。

キム・ヨナは150点というフィギュア女子史上、最高得点を挙げて、228点。対する浅田真央は205点と23点差。数値だけで見れば、キム・ヨナの圧勝、である。フリーだけで18点もの差がついた。

しかし、考えてみよう。

「金メダルを取るためには、何回かこけても審判のGOEボーナスで救われる上に、演技もジュニアに毛が生えた程度の項目しか飛ばなくていい選手」と「その選手の演技の直後に、ノーミスでも金メダルが取れない状況になった段階で演技をする選手」の演技を比較することがばかげている。

ボクが一番感動したのは、そういう状況の中にも関わらず、果敢に攻めた。多少のミスはあったものの、SPとあわせて3回のトリプルアクセルを決めるという大事業を成し遂げた真央ちゃんの演技だった。終わった直後の泣いたインタビューとか改めて聞いても、感動ものだ。

4年前に出ていたらおそらく金メダルだっただろう。そして、その後の今回のバンクーバーにいたるまでの4年間で、明らかにルールがキム・ヨナに有利なように変えられていく。その度に困難を克服して、対策をずっとしてきたのである。しかし、GOEやPCSと呼ばれる「審判のボーナス点」がすべてを吹き飛ばしてしまったのである。そういういろいろな思いの詰まった4年間のすべてをぶつけた演技だったと思う。だからこそボクはそれに感動できる。

前々から問題になっているGOEで、キム・ヨナの加点はなんと17.4。あれだけ難しいジャンプをしないとして非難されている、男子の金メダリストのライセチェクの演技でさえも加点が9.64であること考えると、いかに異常な数値化と理解できる。なお、浅田真央の加点は8.82だった。

審判のボーナス点だけで8.5点もの差がついている。8点というと、トリプルアクセル1回分の点差、である。正直な話、浅田真央の8.82という加点ですら、盛りすぎと個人的には思う。

どうして盛りすぎかというと、前に演技したキム・ヨナにフリー150点という男子金メダリスト(換算)を超える得点を出してしまったために、調整の必要が生じたからだと思う。

浅田真央が最高の演技をした場合に、万が一にもキム・ヨナを上回る可能性がある。だから、もう手の届かないボーナス点を与えた結果、オリンピック史上に残る汚点の得点をたたき出してしまった。あの演技を見て150点と思う人は誰もいない。プログラム構成から見ても、大した技はない。よほどのことがない限り金メダルが獲得できるという余裕も大きい。だからこそ、彼女は金メダルをとってもまったく喜ばないし、「まったく緊張しなかった」と他のスケーターに敬意を払わない発言しか出来ない。ボクが一番気に食わないのは、そういう 部分。

Google検索で、キム・ヨナと打つと「八百長」「不正」というキーワードが類似検索でひっかかってくる。英語で「kim yuna」と打つと「judge」「unfair」「score too high」というキーワードが表示される。テレビでこの明らかな得点操作が日本ではほとんど放映されない中、こういうキーワードがあがってくること自体がやっぱりスケートファンは同じことを考えていると思うし、日本だけでなく、世界銃の人も同じことを考えている。

まぁ問題はキム・ヨナだけじゃなくて銅メダルのロシェットにもいえるんだけどね。彼女のP/FSを通しても絶対に銅メダルの価値はない演技しか感じなかった。今日の演技で言えば、満足に滑りきった鈴木明子も安藤美姫もすばらしかった。あとラストに滑った長洲未来も良かった。特に最後の長洲の演技とキム・ヨナの演技を見たら、どっちが得点が高くて感動するだろうか。ボクは圧倒的に前者だと思う。長洲はアメリカ代表だけども、フィギュア王国を思わせてくれるのは充分の内容だった。

今回はキム・ヨナに金メダルを取らせるのと、ロシェットに銅メダルを取らせるのが目的だったので、もうこの順位は仕方ないんだろうか・・・。急にオリンピックで得点があがると困るから、4年間かけて、じっくりキム・ヨナはスケート技術も上がってないのにGOE加点とPCSの得点をじわじわあげてきたから目論見どおりだったってことか。SPの段階で3人に絞られていたもんね。浅田はそれに合わせて得点が上げられていたという印象しか受けない。実際は195点とかそのあたりじゃないかな。

うー書きすぎた。。

18年ぶりにオリンピックに戻ってきたトリプルアクセルに対して、審査員は何も感じないのか。無難に飛んでGOEで特別加点されればいいのか。オリンピックが挑戦をテーマにしているのであれば、浅田真央のトリプルアクセルはもっと基礎点が高くていいし、その挑戦に対してGOEはもっと高く出るはずじゃないのか。歴史への挑戦を評価しない段階でこのフィギュアという種目はオリンピック種目から消されてもいいよ。アイスショーの中に、演目として入れればいいじゃないか。

それぐらいボクは怒っている。そして、そんな不利な状況にも拘らず挑戦し続けた日本選手に心から拍手を送りたい。感動させてもらったよー。

さてさて、果たしてこの金メダルが価値のあるものかはいずれ分かる。そしてこの記録がオリンピック歴史上最大の汚点になるということも間違いない。あまりにひどかった。もう笑うしかない。

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2010年02月27日 00:42に投稿されたエントリーのページです。

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