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「カッコウの卵は誰のもの」読了

あまりに面白すぎて一気に読んでしまった。

東野 圭吾
光文社
発売日:2010-01-20

最近いろいろ読みたい本に読書量が追いついてなくてもどかしい。この本は日曜日に買ったんだけど、読み始めて1日で読みきった。たぶん3時間ぐらい一気に読める本。

タイトルは「カッコウの卵は誰のもの」、カッコウは自分の卵を他の鳥に育てさせることでも有名だが、タイトルもそれにちなんでいる。

親子2代のトップスキーヤーの父娘がいて、自分でも父は娘のことを実の娘だと当然思っていたわけだけど、2歳の頃になくなった母親が流産していたことを知り、では自分の娘は誰の娘だと葛藤する。一方で「蛙の子は蛙」というのか、とある遺伝子の研究をしている機関が、親子のDNAを調べて才能のパターンを解明させて欲しいという。当然父としては娘のDNA鑑定がなされれば、実の娘でないことが分かるわけで・・・。そしてその娘の脅迫文が届く。

最初の50ページぐらいで一気に物語の中に吸い込まれるとても読みやすい小説。

犯人が誰かっていうのもあるけども、親子の絆ってものに果たして血のつながりは必要なのか、とかそういう思いも大切にしている作品。自分がその状況になってみないと分からないからなんとも言えないけど、考えさせてくれる作品。

新参者も面白かったけど、あれはちょっとずつ物語を進めていって最後に一気に繋がると言うアプローチの作品だけども、こちらは最初からストレートに作品のテーマが見えているだけ、すっきりして分かりやすいかもしれない。

この作品もドラマ化されそうだなぁ(笑)。良作です。

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