16日の試合をもって、J1リーグもワールドカップ前の中断期間に入った。
グランパスは、勝ち点22で2位、7勝4敗1分という成績だった。2位という順位ではあるが、鹿島・川崎Fが1試合少ないことを想定すると、実質4位ぐらいと考えても差し支えない。
ではこの順位にいることは調子がいいのかというと、間違いなく違う。やりたいサッカーで言えば、2008年のサッカーのほうが、楽しく魅力的なサッカーをやっている。2010年型のサッカーは現行ではサポーターを満足させるところまで言っていない。
具体的に言うと、やはりグランパスの特徴であるサイドチェンジであるとか、そういうパスサッカーが機能していないことにある。そして、後半足が止まるという悪い癖がある。そして、怪我人が多い。けが人が多いのはともかくとして、けが人が多くてチャンスを与えられるべき選手が結果を残せていないというのが頭外体ところ。
FWで言えば、玉田・ケネディ・金崎と3人揃っているときは調子がいいが、1人でも欠けると4-3-3としては機能しなくなる。結局前半戦3人ともどこかのタイミングで怪我をしているので、3人揃った試合というのは数試合しかなくなっている。
MFで言えば、小川の調子が上がってこない。マギヌンが怪我の時の展開力のなさ。アンカーがいまだに定まらないのがウィークポイント。一昨年は10ゴール・10アシストを記録した彼が今期は得点ゼロ、アシストも正確には数えていないが数個しかないのがどういうことだ。そして、MF陣全体にいえることだが、ミドルシュートがあまりに少ない。こぼれだまをミートしてロングシュートが決まるようにならないと、結局ケネディ頼みのサッカーから抜け出せない。
DFで言えば、闘莉王の加入は大きかったと思うが、もう1人の千代反田の調子が上がってこないのが痛い。増川はグランパスファンとしては危なかったしいので見てられないのだ。ただ、その千代反田にしろ、闘莉王のいない浦和戦で致命的なミスで2点献上してしまう失態。ここが千代=闘莉王のラインで固まるなら後半戦はより硬くなるはず。後は試合終了間際に失点するパターンが多いのでここは考えものだ。
GKは完璧なのでコメントなし(笑)
そして、一番致命的なのが、代えFWの得点能力の低さ。日曜日の鹿島戦にしろ、絶対に得点を取らなきゃいけないときに出てくるFWである巻弟なり杉本なりが、ピッチに入ってきたところで、得点をする香りが一切しないし、事実結果を残せない。これでは先行されて追いつけない。特に巻はケネディが欠場したら、3トップの真ん中を任せられるべきなのに、せっかく与えられたチャンスで結果を残せなかった。パワープレイ時に闘莉王があがってFWにする必要があるってことは、それだけ巻なり杉本なりが結果出せてないってわけで、そのあたりこの2人は考えるr必要があると思うぞ。
幸いなことに、このワールドカップの中断中にグランパスはナビスコカップがある。去年は出られなくて、若手を試す機会がなかったが、今年は違う。玉田・闘莉王・楢崎とケネディの4人が不在。すなわち、このナビスコカップこそ、新戦力を試して順応させる機会なのだ。
それにしても、中断前の鹿島戦もそうだし、強敵浦和戦もそうだけど、勝たなきゃいけない試合で負けるって言う、チームの十字架は何とかならんのかと。今年は強豪に負ける代わりに弱いチームから確実に3点取れているのが、この順位でいられる理由だと思うんだけど、勝たなきゃいけない試合で勝てないっていうこの十字架を取っ払わない限り、グランパスの優勝は厳しい気がする。
結局のところ、今のチーム状態で褒められるのは「2位でいること」ぐらいしか好材料がない。僕らサポーターが求めるのは結果はもちろんだが、内容も求めたいのだ。
前半戦はグランパスは関東圏ではほとんど試合がなくて、ナビスコ1試合しか見にいけなかったけど、中断明け後は、大宮・マリノス・FC東京・川崎Fと見にいける試合が続くので、1試合でも応援にいって、アウェイのグラサポとして一緒に勝利を分かち合いたい。
中断後からは内容で圧倒しよう、そして目指すは優勝しかない。