去年の本屋大賞にも輝いて、6月に映画化される湊かなえの「告白」の文庫版をブックオフで見つけ、読了。
一言、面白かった。文庫になっているし、読む価値大。
タイトルの「告白」のとおり、6章に分けられた短編が1人称の告白形式にて語られる。最初に、主人公でもある松たか子が終業式の日に教室で、「亡くなった自分の娘は事故で亡くなったのではなく、このクラスの生徒に殺されたのです」という衝撃の告白をすることから物語が始まる。
そして、次の章からクラスメイト、殺人者の母、殺人者、そして本人という形で告白者が変わっていって物語が完結すると言うスタイル。
ボクはこういう小説のスタイルは好きで、今ドラマでもやっている新参者がそれに結構近い形だと思う。物語中に複線がどんどん張られていて、どんどん回収していく。告白スタイルをとっているから、同じ出来事でもその人のパーソナリティによって、プラスに取ることもあればマイナスに取ることもある。そういう人情的な部分の描写がステキ。そして、最後の結末も衝撃的で、まぁでも結末はこれしかないかっていうところも納得できて終了。一気に読んで、一気に楽しめる名作。
逆にこれが映画化できるのかって思うんだけど、映画も期待したいのでおそらく見に行くぞ。
本を読む量は多いと思うんだけど、メジャーな作品しか読まない(読めない)のが自分の悪い部分かもしれないなあ・・・。小説も面白いので、もっともっと読んで生きたいと思うけど・・・うーん。
